2013年度生態学会中部地区大会 
開催日:2013年11 月30 日(土)
場所:富山大学 五福キャンパス 理学部棟 C104, C105教室


【ポスター発表】

1)「標高傾度に沿ったシダ植物の種多様性」田中崇行(信州大学・院・総合工)・佐藤利幸(信州大学・理学部)

2)「大佐渡山地におけるシダ植物の分布とそれを規定する環境要因について」大杉周(新潟大大学院・自然科学研究科)・本間航介(新潟大・農学部)

3)「山梨県におけるシダ植物新規出現種とその分布域推移の方向性」松浦亮介(信州大・院・総工)・佐藤利幸(信州大・理、信州大・院・総工)

4)「北アルプス立山のハイマツ群落におけるリターフォール量の長期モニタリング」立島健(富山大院・理工学教育部)・和田直也(富山大・極東地域研究センター)

5)「長野県小谷村の伝統的カヤ場において火入れがカヤの品質に与える効果」小谷一央(信州大・教育学部)・井田秀行(信州大・志賀自然教育研/山岳総研)

6)「ハイマツ当年枝の伸長生長と針葉量の関係」井上洋介(富山大・理学部)・和田直也(富山大・極東地域研究センター)

7)「チベット南部域におけるMeconopsis horridulaの遺伝的多様性」梅本奈美・森高子(中部大・応用生物)・村上哲生(名古屋女子大・家政学部)・朱立平(中国科学院・青蔵高原研究所)・松中哲也・西村弥亜(東海大・海洋学部)・南基泰(中部大・応用生物)

8)「立山地獄谷周辺に生育するハイマツの生存状況と火山性ガスによる影響評価」松田大地(富山大・理)・和田直也(富山大・極東地域研究センター)

9)「春植物カタクリの開花フェノロジーに影響を及ぼす諸要因の検討」宮崎貴文(富山大・理)・和田直也(富山大・極東地域研究センター)

10)「宿主Anopheles stephensi と寄生者Plasmodiumの関係」内田結(金沢大・理工学域)

11)「小規模島嶼におけるアズマモグラ(Mogera imaizumii)の腸管寄生性蠕虫類の種多様性の減少」井出哲哉(富山大・理)・石田寛明・横畑泰志(富山大・院・理工)・阿部永(元北海道大・農)・土橋明晃(山形県立山形南高)

12)「双翅目昆虫成虫による摂食が菌類胞子に与える影響の解明」小林美緒(金沢大・自然システム学類)・都野展子(金沢大・自然システム学類)

13)「地衣体の三次元構造に基づく樹幹着生地衣群落−節足動物群集系の構造解析 −生態系エンジニアとしての地衣類−」池田彬人(信州大・理工学系研究科)・佐藤利幸(信州大・理・生物科学)

14)「テングタケ属キノコにおける双翅目昆虫のキノコ利用パターンの解明」新田真之(金沢大学大学院自然科学研究科)

15)「中部山岳国立公園立山におけるマルハナバチ各種の花資源利用スケジュール: 3標高帯の比較」中村友香・居村尚・久保田将裕・増田光・石井博(富山大・理学部)

16)「福島第一原発事故によるアズマモグラ(Mogera imaizumii)への放射性物質の影響(予報)」武田沙千愛・山中潤一(富山大・理)・横畑泰志・丸茂克美(富山大・院・理工)・廣上清一(富山大・放射性同位元素実験施設)

17)「愛知県知多半島臨海工業地帯企業緑地におけるシャーマントラップによる小型哺乳類捕獲調査」鬼頭宣行・金山和樹・和嶋祐己(中部大・応用生物学部)・川本宏和・白子智康・上野薫・南基泰(中部大院・応用生物学研究科)・江口英顕(JX日鉱日石エネルギー㈱知多製造所)・山本明宏(中部電力㈱知多火力発電所)・橋本良樹(出光興産㈱愛知製油所)・藤森誠司(東邦ガス㈱知多緑浜工場)

18)「野外におけるコウベモグラ(Mogera wogura)に対する生薬抽出残渣の忌避効果の検討例」上林史弥(富山大・理)・荒井志穂・安田暁・横畑泰志(富山大・院・理工)

19)「愛知県知多半島臨海工業地帯企業緑地におけるカメラトラップ法による中型哺乳類相調査」和嶋祐己・金山和樹・鬼頭宣行(中部大・応用生物学部)・川本宏和・白子智康・上野薫・南基泰(中部大院・応用生物学研究科)・江口英顕(JX日鉱日石エネルギー㈱知多製造所)・山本明宏(中部電力㈱知多火力発電所)・橋本良樹(出光興産㈱愛知製油所)・藤森誠司(東邦ガス㈱知多緑浜工場)

20)「岐阜県南部の農地におけるコウベモグラの活動周期」荒井志穂・石田寛明・安田暁・横畑泰志(富山大・院・理工)・上林史弥(富山大・理)

21)「出光興産㈱愛知製油所における哺乳類の企業活動への影響評価」川本宏和(中部大院・応用生物学研究科)・金山和樹・鬼頭宣行・和嶋祐己(中部大・応用生物学部)・白子智康・上野薫・南基泰(中部大院・応用生物学研究科)・橋本良樹(出光興産㈱愛知製油所)

22)「岐阜県南部の平地におけるコウベモグラの巣2例の発掘」横畑泰志・荒井志穂(富山大・院・理工)・上林史弥(富山大・理)

23)「ヴェトナム・カッティエン国立公園で捕獲されたネズミ科のDNAバーコーディング法を用いた餌資源調査」白子智康・石澤祐介(中部大院・応用生物学)・味岡ゆい(中部大・現代教育)・上野薫(中部大院・応用生物学)・Do Tan Hoa・Bach Thanh Hai・Tran Van Thanh(Cat Tien National Park)・山田祐彰(東農大院・農学)・南基泰(中部大院・応用生物学)」

24)「性比からみた富山県産イノシシ(Sus scrofa)の分布拡大」安田暁(富山大・院・理工学教育部)・横畑泰志(富山大・院・理工学研究部)

25)「金沢市郊外の放置里山における中大型哺乳類相の確認と、石川県ニホンカモシカの糞採取データによる空間分布モデル・地理系統解析」渡邉和哉(金沢大学大学院自然科学研究科)

26)「土岐川・庄内川源流 森の健康診断 5年間の結果」佐竹利規・望月陽佑・前田大樹・上野薫・愛知真木子(中部大・応用生物学部)・杉井俊夫(中部大・工学部)・南基泰・寺井久慈(中部大・応用生物学部)・服部重昭(名古屋大・農学部)

27)「積雪表面の色彩測定と画像解析による火山性ガスの影響評価に関する研究」佐澤和人(富山大・極東地域研究センター)・菅野智寛(富山大院・理工学教育部)・倉光英樹(富山大院・理工学研究部)・和田直也(富山大・極東地域研究センター)


【総会】

・出席者:津田智・小南陽亮・山下寿之・井田秀行・宮崎智史・石井博・横畑泰志・和田直也(以上8名)

・任期満了にともなう次期の地区会選出自然保護専門委員について,交替希望のあった井田秀行氏に替わり須賀丈氏(長野県環境保全研究所)を選出した。

・これまで作成されていなかった中部地区会の会則案が地区会事務局から提示された。審議の結果,一部修正の上,同日付けで中部地区会会則が制定された。なお,会費については,従来通り,当面の間徴収しないことになった。

・中部地区会の活動を活性化するため,大学院生や若手研究者等を対象とした研究助成制度案が地区会事務局から提示された。審議の結果,一部修正の上,次年度より実施することになった。

・次回の中部地区会大会について,開催候補地を今後検討することとなった。

・平成25年4月1日より現在までの会計報告があった。



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