図表改善ガイド

魅力ある論文に仕上げるために

Copyright 2015 日本生態学会

最終更新日:2017年6月28日

 

 

目次

1. タイピングのルール

2. 書式の決まり

3. 図の組み立て方

4. 複数パネルからなる図の場合

5. 不要なスペースの削除

6. カラー図についての注意

7. ファイル作成ガイド

8. 表作成ガイド

9. 凡例と図説

 

1. タイピングのルール

(i) スペース

- 数値と単位の間にスペースを一つ入れます。

400m → 400 m

50% → 50 %

 

- 数学記号 (+, ?, ±, >, =, ...etc.) の前後にスペースが一つ必要です。

1.3±0.3 → 1.3 ± 0.3

a=b → a = b

 

(ii) ダッシュとマイナス記号

- 値の範囲を示すためには、ハイフンではなく、ダッシュ (en-dash) を使用します。

0‐100 → 0?100

2009‐2011 → 2009?2011

- マイナスの値や指数の時には、マイナス記号"?"を使用します。ハイフンで代用しないでください。

‐1 → ?1

ha‐1 → ha?1

 

- 主な記号の出し方は以下のとおりです。

*Windowsの場合

半角マイナス (?): “2212”を “Alt + x”で変換

プラスマイナス (±): “00B1”を “Alt + x”で変換

エンダッシュ (?): “2013”を “Alt + x”で変換

 

*MacOS (OS X Yosemite)の場合

以下の手順で、入力ソースに “Unicode Hex Input”を追加します。

“システム環境設定” - “キーボード” - “入力ソース”タブ - 左下の “+”ボタンをクリック - 言語一覧 “その他”から “Unicode Hex Input”を選択

入力ソースに追加された “Unicode Hex Input”を選択し、“Option”キーを押しながらUnicodeを入力します。

 

使用頻度が高い記号のUnicodeは以下のとおりです。

半角マイナス (?): U2212

プラスマイナス (±): U00B1

エンダッシュ (?): U2013

 

その他のUnicode番号は、以下の一覧などで参照できます。

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Unicode_characters

 

(iii) 単位

- 単位は角括弧ではなく、丸括弧で囲みます。

Nitrogen[%] or %Nitrogen → Nitrogen (%)

- スラッシュではなく、負の指数を用います。

g/cm3 → g cm?3

- アルファベットの"u"を、マイクロ記号"μ"の代用にしてはいけません。

1 um → 1 μm

 

(iv) 掛け算記号

- 掛け算記号には"×"を用います。アスタリスク"*"や、中点"・"、アルファベットの"x"を用いないでください

a*b or a x b → a × b (or "ab")

 

(v) 大文字と小文字

- 一文字目以外は小文字を用いてください。

leaf weightの場合

LEAF WEIGHT、Leaf Weight → Leaf weight

 

(vi) ピリオドとカンマ

- 小数点にはピリオドを用いてください。カンマで代用しないでください。

0,3 → 0.3

0,05 → 0.05

 

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2. 書式の決まり

(i) フォントタイプ

- サンセリフフォントを用いてください (HelveticaまたはArialが好ましい書体です)。

 

- 図全体で、フォントを統一してください。

 

(ii) フォントスタイル

- 通常の書体を使用してください (例:イタリックやアンダーラインは使用しない).

 

(iii) フォントサイズ

- 印刷時の最小フォントが8ポイント以上となるよう、フォントサイズを選んでください。

 

(iv) 線の太さと色

- 線は0.75ポイント以上の太さにしてください。

 

- 軸や枠には黒色を使用してください。

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3. 図の組み立て方

(i) 棒グラフ、散布図、線グラフなど

- 範囲を示す目盛りラベルは、できるだけ水平に置いてください。

 

(ii) 地図

- オブジェクトは、背景と明確に区別できるように配置してください。

 

(iii) 画像

- 文字や記号を加える場合はわかりやすく示してください。

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4. 複数パネルからなる図の場合

- 各パネルにラベルを付してください。

-- 丸括弧で囲んだ小文字アルファベットを使用します。

-- 10ポイント以上の太字を使用します。

-- なるべく左上に配置し、縦横に揃えてください。

- パネル間で、各パーツ (パネル枠、パネル文字、軸ラベル、凡例、統計的有意性を示す記号など)の位置を揃えてください。

 

- パネルの大きさはできるだけ揃えてください。

 

- パネル間で共通した軸を用いる場合、軸ラベル (と目盛り)を極力一つにまとめてください。

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5. 不要なスペースの削除

- パネルのレイアウトを整える。

- パネルの形と大きさを整える。

- 凡例位置を整える。

- 軸の範囲を調整する。

- オブジェクトの大きさを調整する。

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6. カラー図についての注意

- オンライン出版(電子版)ではカラーとなりますが、冊子体では原則として白黒印刷されます。※著者がカラー印刷費(950EUR + 19% VAT)を負担する場合には、冊子体でもカラー出版が可能です。

- 冊子体の読者にも必要な情報が伝わるように、白黒でも判別可能なデザイン・レイアウトを心がけてください(シンボル、線種、パターンを加える、濃度や明度が同じ色どうしの使用を避ける)

- 図説においても色を用いた説明は避けてください。やむを得ない場合のみ、図説の最後に"Color figure online."と加えてください。

 

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7. ファイル作成ガイド

(i) 図の大きさ

- 図の幅は、次のいずれかのカラム幅に合わせてください (8.4 cm・12.9 cm・17.4 cm 幅)。

(ii) 図の保存

- それぞれの図は、別々のファイルで保存してください。

- ファイル名には、図番号を含めてください。

- 複数のパネルからなる図は1ファイルで保存し、パネルで分けないでください。

 

(iii) ファイル形式

- TIFF形式 (ラスタ画像)か、EPS形式 (ベクタ画像)が望ましいファイル形式です。

- EPS (ベクタ画像)は、点や線、多角形と文字を含む図に適しています。

(iv) 解像度

- TIFF形式では、高画質かつ十分な解像度 (300 dpi以上)で図を作成してください。

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8. 表作成ガイド

- 縦線や色を用いてはいけません。

- 本文と同じフォントタイプを使用してください。

- タイトルと見出しには通常のフォントスタイルを使用してください (太字や斜体でなく)。

- 数値は有効桁以内にしてください。

- 値を揃えてください (下図参照)。

- 基本的なタイピングのルールは図と同じです。

- 列は次のように揃えてください。

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9. 凡例と図説

- 図表の説明 (図説)は、本文を参照しなくても内容が理解できるようにしてください。

- 必要に応じて凡例を入れてください。

- 図中の各部を図説で説明してください。

- 略称や頭文字を並べた単語を用いる場合、各図表において定義してください。

- 以下の統計的尺度や手法は、定義せずに使用可能です。

 

- 個々の図表で種名に言及する際、初出の属名は省略しないでください。

Ecological Research 編集局 Email: ecores "at" mail.esj.ne.jp

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