生態学琵琶湖賞は、水環境に関連する生態学およびその周辺分野における50歳未満のすぐれた研究者に贈られる賞として、国内外に広く知られています。滋賀県によって1991年に創設されて以来、当該分野において顕著な業績をあげている28名の方々に贈られました。そのうち12名は、タイ・中国・フィリピン・ロシア・台湾・マレーシア・韓国の研究者であり、東アジア・東南アジア地域における権威ある賞としての実績を積んできました。
しかしながら、滋賀県の財政上の事情から、滋賀県が実施主体となって本賞の表彰事業を継続していくことが困難な状況に至りました。この状況を受けて、滋賀県と日本生態学会が協議を行なった結果、今後は日本生態学会が実施主体となって受賞者の選考にあたり、滋賀県知事が表彰するという形で賞の存続をはかることになりました。また、表彰は賞状のみとし、副賞(賞金)は設けないこととしました。対象者はこれまでどおり「東アジア地域、東南アジア地域および西太平洋地域(ただしオーストラリアおよびニュージーランドは除く)に居住し、同地域における研究活動実績が高く評価されている個人」とし、日本生態学会会員に限らないものとしました。
生態学琵琶湖賞は上記のような実績により、すでに権威ある賞として広く認められております。したがって、賞金を廃止しても、その選考水準を維持することによって、これまでと同様に多くの応募者を集め、賞の質を維持していけるものと考えています。
しかしながら、国外の受賞者の来日と滞在に必要とされる旅費など、賞を維持するためには相応の経費を必要とします。生態学琵琶湖賞は、日本生態学会が設けている他の賞と異なり、日本生態学会会員以外に広く開かれた賞ですので、賞を維持するための経費をすべて日本生態学会が拠出することには困難があります。そこで、賞を維持するための募金を広く呼びかけ、生態学琵琶湖賞基金を設けたいと考えました。
皆様方には、生態学琵琶湖賞の趣旨にご賛同をいただき、本賞が末永く実施できるよう、是非とも御協力を賜りたく、何分の御支援をよろしくお願い申し上げます。
【呼びかけ人】
【募金要綱】
【募金先】