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ESJ58 自由集会 W05
3月8日 17:00−19:00 E 会場

北海道の自然史研究の現場はどうなっているか?北海道自然史研究会の取り組みと生態学

企画者: 持田誠(北海道自然史研究会), 渡辺修(北海道自然史研究会)


北海道は本州とは異なる生物地理区に属し、特徴的な生物相や自然景観を呈する、興味深い自然史研究のフィ-ルドとして、古くから多くの研究者の研究対象とされてきた。一方、こうした自然史研究により収集された標本の集積拠点として、また生態学研究の拠点として、道内の博物館は永年、研究活動を支援し続けてきた。

北海道自然史研究会は、こうした自然史博物館の活動を支えてきた学芸員を中心に、北海道内の自然史に関するネットワ-クづくりのため、1993年に立ち上げられた。現在、学芸員だけでなく、大学関係者、環境調査事業者、一般市民など、広く北海道の自然に関心のある者が集い、講演会や情報ネットワ-ク、普及事業などを実施している。北海道自然史研究会は、個々の地域博物館では現実的に困難な事業を支援するため、1)道内博物館紀要の電子化・デ-タベ-ス化による、地域自然史研究の情報発信/2)教材用冊子(パンフ)やペ-パ-クラフトなどの作成による、自然史研究の普及/3)研究誌の創刊や講演会による、市民研究者などの発表の場の確保と地域への研究成果の還元と蓄積、に取り組んでいる。今回の自由集会では、北海道の自然史研究の「現場」の実状を振り返り、北海道自然史研究会が目指す新たなネットワ-ク事業を提言して広く参画を呼び掛けるとともに、地域自然史研究と生態学との関わりについて考える。また、北海道の「外」から見た、北海道の自然史研究の姿について、率直な批判や提言を集めることを目的に企画したものである。多くの自然史研究者が集い、活発な意見交換が進むことを期待したい。


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