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ESJ58 自由集会 W20
3月11日 18:00−20:00 A 会場

化学物質で植物と微生物の相互作用を探る −野外生態研究における事例

企画者: 山路 恵子(筑波大院・生命環境), 市原 優(森林総研・東北)


1960年代前半から1970年代にかけて、化学生態学という学究分野が盛んになってから久しい。その間、植物と動物、植物と植物、植物と微生物の相互作用に関する研究の進展はめざましく、化学分析技術の発展とともに様々な相互作用が解明されつつある。しかし、野外生態系において、植物と微生物の相互作用を化学的に解明した事例は決して多いとは言えない。化学的相互作用の解明は、相互作用に影響を与えるような化学物質を分離し明らかにすること(単離・同定)で初めて可能となるが、単離・同定には技術を必要とするため困難であることが多い。そこで、本集会では、野外生態系において植物と微生物の相互作用を化学的に解明した事例を報告することで、1) 化学的相互作用の研究では何がどこまで明らかになるのか、2) 研究の推進、化学物質の評価及び分析はどのように行うのか、について参加者の方々に理解して頂き、その上で本分野における課題などを自由に議論したいと考える。提案者は、植物と微生物の化学的相互作用の解明を希望する若手研究者らにとって、本集会が有益な情報交換の場になると確信する。

植物と微生物の化学的相互作用の調査方法と問題点 山路 恵子(筑波大院・生命環境)

ドクゼリの亜鉛吸収に関与する根圏細菌-根圏細菌の産生する亜鉛可溶化物質  長田 賢志(筑波大院・生命環境)

茨城県波崎海岸に自生するコウボウムギと内生細菌の相互作用の解明-植物由来の誘因物質の探索 松岡 宏明(筑波大院・生命環境)

ブナ林の異なる光環境下におけるブナ当年生実生の立ち枯れによる消失過程-病原菌に対する抗菌物質の同定とその変動 市原 優(森林総研・東北)


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