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ESJ58 自由集会 W28
3月11日 18:00−20:00 I 会場

群落談話会「地理的にみた植生へのシカ影響」

企画者: 若松伸彦


ニホンジカによる植生の食害は各地で深刻化しており,近年は従来被害のなかった日本海側地域や高山帯でも植物群落の構造変化が顕著になっている.被害地での個別の研究例は今や枚挙にいとまがないほどであるが,シカ影響の程度・内容や地理的広がりについて全国レベルでの統一的な把握はまだ不十分と言わざるをえない.そこで,その把握を目的として,2009-2010年に生態学会員を含む数多くの方々に協力を求め,シカ影響の実態を全国統一的な基準で評価するアンケ-ト調査を実施した.この自由集会では,アンケ-ト調査の趣旨や結果の概略を紹介するとともに,結果に基づいて植生へのシカ影響の地理的な比較を行い,その地理的違いを読み解く視点などについて討論してみたい.特に以下の点に着目するつもりである.

?今後被害が広がりそうな地域はどこか

?嗜好種と不嗜好種に地理的傾向はあるのか

?樹皮剥ぎ,ササ枯れ,不嗜好種増加などの順序に決まったパタ-ンはあるのか

?食害激化の初期の兆候として利用できる現象はないのか

《プログラム》

● 本集会の趣旨説明   若松伸彦(東京農大/横浜国大)

● 植生学会シカアンケ-トの趣旨説明   村上雄秀(国際生態学センタ-)

● 植生学会シカアンケ-トの結果   吉川正人(東京農工大)

● シカ食害の地理的,植生への影響   高槻成紀(麻布大)

● パネルディスカッション

パネラ-: 高槻成紀(麻布大)・冨士田裕子(北大)・前迫ゆり(大阪産業大)・村上雄秀(国際生態学センタ-)・吉川正人(東京農工大)


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