| 要旨トップ | ESJ57 関連集会 一覧 | 日本生態学会第57回全国大会 (2010年3月,東京) 講演要旨


生物多様性関連集会 -- 3月15日 15:00-17:00 B会場

特定外来生物の分布状況2010

企画者: 小池文人

2010年には外来生物法の運用が開始してから5年が経過し,また生物多様性条約のCOP10が名古屋で開かれる年に当たります.

外来生物の現在の分布拡大状況を知ることで,未分布地への持ち込みを避けたり,予想される被害に対して事前に準備することが可能となり,また情報そのものは人々への注意喚起になります.

そのため外来生物の中でも最も重要な特定外来生物の分布拡大の現況を確認し,何をすれば分布状況を効率的に把握し,拡大を抑えることができるのか,アイデアを出し合うような集会を企画したいと思います.

プログラム

1.特定外来生物の分布の把握状況と最近の分布拡大

 ・植物(角野康郎,神戸大)

 ・鳥類(予定)

 ・哺乳類(常田邦彦,自然研)

 ・カミツキガメ(小林頼太,東京大)

 ・魚類(中井克樹,琵琶湖博)

 ・シグナルザリガニ(西川潮,国環研)

 ・セイヨウオオマルハナバチ(横山潤,山形大)

 ・セアカゴケグモ,アルゼンチンアリなど(五箇公一,国環研)

 ・カワヒバリガイ(伊藤健二,農環研)

 ・分布情報の収集と公開について(環境省,予定)

2.総合討論

主催: 外来生物分布拡大予報研究会,横浜国大GCOE「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」 共催: 生物多様性JAPAN


日本生態学会