| 要旨トップ | ESJ60 自由集会 一覧 | 日本生態学会第60回全国大会 (2013年3月,静岡) 講演要旨
ESJ60 Abstract


自由集会 W04 -- 3月5日 15:30-17:30 E会場

道具としての「形態測定学」:形態測定学でどこまでやれるか

企画者: 高橋一男(岡山大学RCIS)

形態測定学的手法は、対象物の形を定量化するツールとして、主に人類学や古生物学の分野で、長年に渡り有用な手法として活用されてきた。しかし、この20年間における理論的な発展に加えて、エンドユーザーにも利用可能な解析ソフトウェアが多数開発されたことで、その適用範囲は広がり続けている。生態学分野においても、既に様々な研究で形態測定学的手法が活用されているが、アイデア次第でまだまだ新規性の高い応用が可能である。本集会では、生態学分野の内外から、ユニークな視点で形態測定学的手法を活用している研究者たちを招き、「形態測定学でどこまでやれるか」を考える機会としたい。また、生態学的研究において、形態測定学的手法を「道具」として有効に活用するための戦略について議論したい。

コメンテータ:立田晴記(琉球大・農)

形態測定学と系統推定論:連続変量のもつ系統学的情報について 三中信宏(農環研/東大・農生)

昆虫の翅の定量的比較ー昆虫学における現状 清拓哉(科博)

形態測定学の心理学的問題への応用:かたちと感性の関係 小森政嗣(阪電通大・情報通信工)

ゲノム情報から形態を予測する *岩田洋佳(東大院・農学生命科学), 江花薫子(生物研), 宇賀優作(生物研), 林武司(農研機構・中央農研)


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