ESJ60 自由集会 W20

自由集会 W20 -- 3月5日 18:00-20:00 K会場

企画者：楠本良延（（独）農環研）, 平舘俊太郎（（独）農環研）

植物の生育や分布は、気温や降水量ばかりではなく、土壌特性からも強い影響を受けていることがわかってきた。日本にはさまざまな特性を持った土壌が分布しており、その特性に応じた植生が成立している。

講演者らは、望ましい生物多様性を支える草原の再生を目指して、草原生植物の分布と土壌特性の関係、草原生植物の植物栄養学的特性の解明、土壌の化学的特性の制御による草原再生手法の開発などに取り組んできた。本自由集会では、これらの研究成果を紹介しつつ、土壌環境の面から二次草原の成立や再生を議論する。

趣旨説明：土壌と植生の深いつながり　平舘俊太郎（（独）農環研）

草原生植物の分布と土壌の化学的特性の関係　小柳知代（早稲田大学）

草原生植物に含まれる無機栄養元素組成の特徴　森田沙綾香（（独）農環研）

草原の管理法と土壌特性と植物の分布の関係　平舘俊太郎（（独）農環研）

土壌環境制御により植生をコントロールする：草原再生手法の開発に向けて　楠本良延（（独）農環研）