| 要旨トップ | ESJ61 自由集会 一覧 | 日本生態学会第61回全国大会 (2014年3月、広島) 講演要旨
ESJ61 Abstract


自由集会 W06 -- 3月14日 13:30-15:30 F会場

分解系における生物群集の構造と生態系機能

企画者: 山下聡 (森林総研), 深澤遊 (東北大・農学研究科)

生物多様性と生態系機能の関係は近年急速に注目を集めている。有機物が無機化されていく分解過程においては,極めて多様な分解者が関与している。しかしながら,分解者の種や機能の多様性,また分解者の種構成といった構造と物質循環速度などの生態系機能との関係は,十分に明らかにはされていない。本集会では,枯死木,土壌,糞という基質の異なる分解系において行われている研究を紹介し,分解者の多様性と生態系機能について理解を深める機会としたい。

[W06-1] 枯死木分解に関わる菌類の多様性と生態系機能  深澤遊(東北大・農学研究科)

[W06-2] 有機物分解系における土壌小型節足動物群集の位置づけ  藤井佐織, 森章(横浜国大・環境情報), 武田博清(同志社大・理工)

[W06-3] 操作実験で明らかにする土壌微生物における多様性-群集機能の関係  潮雅之(京大・生態研センター)

[W06-4] 放牧草地の糞虫の種多様性は土壌窒素と生産性を高める  吉原佑(東北大学・農学研究科)


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