| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第62回全国大会 (2015年3月、鹿児島) 講演要旨
ESJ62 Abstract


シンポジウム S12-4 (Lecture in Symposium/Workshop)

ニホンジカ生息密度の違いは地表性甲虫類および食糞性コガネムシ類にどのような影響を与える?

小池伸介,飯田泰地(東京農工大・農),曽我昌史(北大・農)

シカの増加は草本・落葉の採食や踏みつけが増加することによる林床環境の変化や、排糞量の増加を伴うことで、地上徘徊性甲虫類および食糞性コガネムシ類に対して様々な影響を与えることが示唆されてきた。そこで、今回はこれまでの研究事例から、そのパターンとメカニズムを考察するとともに、地表性甲虫類および食糞性コガネムシ類の森林生態系内での役割も考慮して、シカが森林生態系の機能やプロセスに及ぼす影響を検討する。


日本生態学会