| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-024 (Poster presentation)

埼玉県東部へのアライグマの広がり

原田 愛華 (埼玉県立越ヶ谷高校)

現在、特定外来生物アライグマは日本全国に広がってきており、埼玉県も捕獲記録によると県中央部から周辺部へと広がってきている。そこで、アライグマがどこまで広がってきたのかを調べるために、昨年に引き続きアライグマの爪痕調査を行った。

昨年、本校が位置する埼玉県東部の越谷市を調査した結果、アライグマの爪痕が見つかったのは81地点中10地点であった。そこで、越谷市より更に東側の埼玉県東端である吉川市・松伏町には、まだアライグマがあまり侵入していないと仮説を立て調査を行うことにした。

調査した結果、吉川市・松伏町で41地点中19地点にアライグマの爪痕が見つかった。越谷市の調査結果と比較すると、アライグマが出没していると判断できる地点が、吉川市・松伏町の方が圧倒的に多かった。このことから、埼玉県東端では、アライグマはもう広がりきっていることが考えられる。越谷市より東側にある吉川市・松伏町にアライグマが多い理由として、越谷市より農地・緑地が多く、アライグマにとって生息しやすい環境なので、越谷市を通り越して、吉川市・松伏町に定着していると考えられる。


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