| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-033 (Poster presentation)

チャネルキャットフィッシュの環境嗜好性

*千葉 利久, 阿久津 春人 (東京都立国分寺高校)

チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)は成長すると130cmを超える巨大な魚である。原産地は北米大陸で、食用目的に日本に移入されたものが茨城県霞ヶ浦などに定着し、そのどん欲な食性が在来魚の生息に影響を与えていると考えられ、特定外来生物に指定されている。本校では2011年より霞ヶ浦の魚類の捕獲調査を行っており、チャネルキャットフィッシュの捕獲量にしめるバイオマスの大きさに驚き、その生態を明らかにすることが今後の対策に必須と考えるようになった。そこで生物室内に大型水槽を用意し、どのような環境を好んでいるかについての実験を行った。実験を始めるに当たっては東京海洋大学横田賢史先生および東京学芸大学狩野賢司先生のご指導をいただいた。


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