| 要旨トップ | ESJ63 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


フォーラム U07 -- 3月22日 11:45-13:15 RoomB

若手が暴くEcological Research都市伝説:トレンド分析からとらえる本誌の真相

主催:Ecological Research編集委員会  久米篤(九州大学)

・主催:英文誌編集委員会 楠本聞太郎、岡田慶一、角田智詞(英文誌次世代育成型エディター)

・概要:このフォーラムは、英文誌編集委員会が主催し、Springer Japanが協賛するランチョンフォーラムとして開催します。

Ecological Research (ER)誌は、日本生態学会が発行する公式国際誌です。現在、日本生態学会は科研費(研究成果公開促進費)「国際情報発信強化」の補助を受け、ER誌を通じた国際的な研究展開の誘導と成果発信の促進を目指しています。この目的を達成するためには、ER誌が「生態学雑誌」としてどのような特色を持ち、現在どのような状況にあるかを、創刊からの時代的変遷をふまえて把握しておく必要があります。

ER誌に対する一般会員のイメージは旧態依然としているかもしれません。「ER誌は植生学の雑誌だ」、「日本人の投稿者数が減っている」、「最初の投稿は問答無用でリジェクトされる」といった、都市伝説的なうわさが流布しているものの、これまで客観的な分析が共有されてきたとは言えません。

そこで、本フォーラムでは、過去の掲載論文のトレンド分析に基づき、ER誌に関する都市伝説を検証しつつ、現状評価を行います。また、国際情報発信強化へのこれまでの取り組みを紹介するとともに、今後の課題についても議論したいと考えています。日本生態学会・ER誌のさらなる発展のためには、会員の皆さんの支えが不可欠です。ER誌編集長などを招いたパネル討論も予定していますので、来場者の積極的なご質問・ご意見をお待ちしております。

なお、本フォーラムは、シュプリンガー・ジャパン社の協力を得て、ランチョンフォーラムとして開催します。先着100名の方にシュプリンガー・ジャパンにより弁当が提供されます。事前登録は不要で、会期中にランチョンフォーラム整理券を配布予定です。


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