| 要旨トップ | ESJ63 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


フォーラム U09 -- 3月22日 13:30-16:30 RoomJ

みんなで使おう、京大生態研の共同利用・共同研究拠点

主催:理事会  中野伸一(京大・生態研), 工藤洋(京大・生態研)

京都大学生態学研究センター(以下、京大生態研)は、平成3年度に全国共同利用機関として創設され、平成22年度からの第二期中期計画期間中は共同利用・共同研究拠点(以下、拠点)として文科省に認定され、我が国の生態学および関連学問分野の研究者の支援を通して、当該学問分野の発展に貢献してきました。この度、文科省により第三期中期計画期間中の拠点としても認定され、京大生態研は我が国だけでなく国際的な当該学問分野の発展のために、全力で拠点事業に取り組む所存です。共同利用・共同研究拠点制度とは、文科省が、我が国や世界の諸事情に鑑みて当該学問分野の重要性を認め、当該学問分野の更なる発展のために支援を行うものです。生態学および関連学問分野は大変広範囲に渡るため、生態学および関連学問分野の研究者コミュニティにはあといくつかの拠点があるべきかもしれません。しかし、少なくとも第三期中期計画の最初の数年間は、我々京大生態研は、当該学問分野における我が国唯一の拠点と言えます。このため、生態研が拠点であることは重要であり、またそれだけに我々には大きな責務があるでしょう。平成28年度からの6年間を迎えるに当たり、我々は拠点について研究者コミュニティの皆様にさらにご認知いただきたいと考えております。本フォーラムでは、研究者コミュニティの皆様に拠点継続のご報告を差し上げると共に、皆様のご意見を賜りながらさらに利用し易い、利用してより活性化する拠点として活動してまいりたいと考えております。拠点をご利用の際の問題・課題や、今後の京大生態研拠点に期待すること・やって欲しいこと、更には国内外の生態学・関連学問分野のために当拠点はどうあるべきか等々について、議論を深めたいと考えております。

[U09-1] 京大生態研の拠点が歩んできた道とこれから歩む道  中野伸一,工藤洋(京大・生態研)

[U09-2] 琵琶湖調査船「はす」の魅力と利用可能性  鏡味麻衣子(東邦大・理),熊谷道夫(立命館大・琵琶湖Σ研)

[U09-3] 安定同位体分析で教えていただいたこと、これから教えていただきたいこと  富永修(福井県大・海洋生物資源)

[U09-4] 次世代シーケンシングを活用した生態・保全研究  井鷺裕司(京大・農)

[U09-5] 安定同位体共同利用・共同研究の展開について  木庭啓介(京大・生態研)


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