| 要旨トップ | ESJ65 自由集会 一覧 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


自由集会 W15  3月14日 18:15-20:15 F会場

続・MIG-seqのすべて:迅速・簡単なゲノムワイドDNA分析法の利用

陶山佳久(東北大・農),綱本良啓(東北大・農),満行知花(九大・理)

MIG-seq法は、次世代シーケンサーを利用した手軽なゲノムワイドDNA分析手法である。その特徴として、生物種を問わず適用が可能で、例えば1度に約200サンプルの少量のDNA試料をもとにして、迅速(3日)・簡単(2回のPCR)・経済的(〜1000円/サンプル)に数百座程度のSNP分析ができる。本集会では、MIG-seq法を利用した百花繚乱の研究例を俯瞰して、その展望を議論する。
コメンテーター:伊藤元己(東大・総合文化)

[W15-1] 改良MIG-seq法の概要 陶山佳久,綱本良啓(東北大・農),満行知花(九大・理)

[W15-2] 昆虫におけるMIG-seq活用例:景観スケールから地理的スケールまで 今藤夏子(国環研),今井達也,清川紘樹,中島一豪,谷川明男(東大・農),井上泰江(大阪自然史博),中嶋信美(国環研),長谷川雅美(東邦大・理),宮下直(東大・農)

[W15-3] MIG-seqで加速する絶滅危惧植物の保全遺伝学的データ取得 綱本良啓,廣田峻,石井直浩,小沼拓矢,陶山佳久(東北大・農)

[W15-4] 見えないものが見えてきた!インドー太平洋におけるサンゴ礁生物のMIG-seq解析 安田仁奈(宮崎大・TT),志村晶史,谷中絢貴,東村幸浩(宮崎大・農),長井敏(中央水研),Zoe Richards(Western Australian Museum),菊池泰生(宮崎大・医),満行知花(九大・理),陶山佳久(東北大・農)

[W15-5] 地史の生き証人、ニホンザリガニの更なる進化史:MIG-seqだから分かったこと 小泉逸郎(北大・地球環境),満行知花(九大・理),綱本良啓(東北大・農),西川潮(金沢大・環日本海域環境セ),川井唯史(道総研),大高明史(弘前大・教),陶山佳久(東北大・農)

[W15-6] 東南アジア熱帯林構成種における多数の新種発見に活かされるMIG-seq 満行知花,田金秀一郎,遠山弘法,間瀬慶子,矢原徹一(九大・理),松尾歩,陶山佳久(東北大・農)


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