| 要旨トップ | ESJ65 自由集会 一覧 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


自由集会 W29  3月17日 18:00-20:00 K会場

北日本の環境アイコン「サケ」の保全活動を考える

森田健太郎(水研機構・北水研)

サケは北日本を代表する漁業資源である一方で、環境教育の題材としても頻繁に用いられる生物である。サケを環境アイコンとして保全し、地域の生物多様性を見つめ直そうとする試みは全国各地で行われている。しかし、河川環境の悪化が顕在化したり、漁業活動との兼ね合いが難しかったり、人との関わり合いが深い身近な魚であるが故の問題点も多い。本集会では、北海道・札幌と本州・三陸で取り組まれているサケ野生魚の調査や保全活動の現状を紹介して頂くとともに、北米における野生サケ保全のポリシーについても紹介し、将来のサケ保全活動について議論したい。

[W29-1] 三陸におけるサケ資源像の再構築 青山潤(東京大学大気海洋研究所)

[W29-2] 岩手県・小鎚川の野生魚について 峰岸有紀(東京大学大気海洋研究所)

[W29-3] 札幌ワイルドサーモンプロジェクトについて 有賀望(豊平川さけ科学館)

[W29-4] 豊平川における野生魚調査 佐々木北斗(豊平川さけ科学館)

[W29-5] 札幌豊平川におけるサケ産卵場所の再生・創出について 片岡朋子,布川雅典,新目竜一,谷瀬敦(寒地土木研究所)

[W29-6] 日本におけるサケ野生魚の遺伝的集団構造 佐藤俊平(水研機構・北水研)

[W29-7] 北米のワイルドサーモンポリシーについて 鈴木健吾(水研機構・北水研)


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