| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第66回全国大会 (2019年3月、神戸) 講演要旨
ESJ66 Abstract


自由集会 W22-1  (Workshop)

ikimonGOは〇〇なデータベースです。
What is ikimonGO?

*八木浩樹(筑波大学・生物科学), ガニエ拓也(筑波大学・生物科学), 三田堂人(ヤフー株式会社)
*Hiroki Yagi(Univ. Tsukuba.), Takuya D Gagne(Univ. Tsukuba.), Takahito Mita(Yahoo Japan Corporation)

GPS 対応スマートフォンの普及により,近年だれでも簡単に位置情報を得ることができるようになった.それに伴って,多くの位置情報を利用したアプリケーションが開発された.GoogleMapsやPokémon GOといったアプリケーションがその最たるものである.その他に,総務省の「いきものログ」やiNaturalist.org の「iNaturalist」がある.これらは生き物の出現情報を調査するためにつくられたアプリケーションであるが,研究者や研究機関の職員のみならず,一般参加者にもデータの収集を呼びかけることができるという点で非常に画期的なものである.しかし,使用者(ユーザ)に公開される位置情報の精度が粗かったり(ポイントではなくメッシュである)ユーザがデータの公開範囲を制限できなかったりする問題がある.また,野外でのデータ閲覧に向かないなど,改善の余地が多々ある.そのため本研究では,これらの改善点を解決することを目的として,アプリケーションikimonGO の開発を行った.


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