| 要旨トップ | ESJ68 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第68回全国大会 (2021年3月、岡山) 講演要旨
ESJ68 Abstract


フォーラム U07  3月20日 12:00-13:30 Room E

応用マクロ生物学の展望
Applied macro-biology as key discipline for future society

小池文人(横浜国立大学)
Fumito KOIKE(Yokohama National Univ.)

ヒトも生態系(人工物を含む)の中で生活する生物であるが,持続可能性を確保するために重要な課題は,人口減少や新興感染症,気候変動などを含めてマクロ生物学に集中しているように見える.
生態学に関わる応用分野は、日本においては環境省や農林水産省、国土交通省をはじめ、さまざまな省庁に分散しているが、生態系で働いているメカニズムは共通である。基礎科学を担う日本生態学会から発行され,だれでも投稿でき,だれでも読むことができるオープンアクセス学術誌となった保全生態学研究は,さまざまな応用分野が集うことができる共通のプラットフォームを提供している。
本フォーラムは,このような応用分野における様々な課題の現状と生態学として未来に貢献できる内容について,各分野の行政担当者や研究者から紹介して頂き,これから生態学が取り組むべき社会的な任務を考える.
趣旨説明 小池文人(横浜国立大学)
有機農業と耕地生態系 金子信博(福島大学)
自然の保全とツーリズム 岡野隆宏(環境省)
都市計画と自然 曽我昌史(東京大学)
土木工学と自然 河口洋一(徳島大学)
野生生物と人口問題,感染症をあつかうデモグラファー会議 高田壮則(北海道大学)
総合討論

[U07-1]
有機農業と耕地生態系 金子信博(福島大学)
Arable land as ecosystem Nobuhiro Kaneko (Fukushima Univ.)

[U07-2]
自然の保全とツーリズム 岡野隆宏(環境省)
Tourism and nature conservation Takahiro Okano (Ministry of the Environment)

[U07-3]
都市計画と自然 曽我昌史(東京大学)
City planning and ecosystem management Masashi Soga (Univ. Tokyo)

[U07-4]
土木工学と自然 河口洋一(徳島大学)
Civil engineering and ecosystem management Yoichi Kawaguchi (Tokushima Univ.)

[U07-5]
野生生物と人口問題,感染症をあつかうデモグラファー会議 高田壮則(北海道大学)
The demographer conference: wildlife, human population, and disease epodemic Takenori Takada (Hokkaido Univ.)


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