| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月、福岡) 講演要旨
ESJ69 Abstract


自由集会 W09-2  (Workshop)

おいしいお花を探せ!〜植物と花食者の化学物質を介した関係〜
Relationships between floral chemical traits and florivory

*小黒芳生(森林総研), 小野寺洋史(東北大), 若林加枝(東北大), 中野沙耶(東北大), 板垣智之(東北大), 酒井聡樹(東北大)
*Michio OGURO(FFPRI), Hirofumi ONODERA(Tohoku Univ.), Kae WAKABAYASHI(Tohoku Univ.), Saya NAKANO(Tohoku Univ.), Tomoyuki ITAGAKI(Tohoku Univ.), Satoki SAKAI(Tohoku Univ.)

花は植物の繁殖器官で訪花昆虫がやってくるところだと思われがちですが、花を食べる花食者のごはんでもあります。しかし、世の中の花があまねく花食者に食べられているわけでもありません。なにゆえ、この世には食べられやすい花とそうでない花があるのか、これは人類最大の謎とされています。そこで私たちは花の形質、特に化学的形質に注目し、どのような特徴を持った花が食べられやすいのかをいろいろな植物で調べました。

Although florivory is common in the wild, relatively little is known for plant chemical defenses against them. In this presentation we will introduce our studies investigated inter- and intra-specific relationships between floral traits and florivory.


日本生態学会