| 要旨トップ | ESJ69 自由集会 一覧 | 日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月、福岡) 講演要旨
ESJ69 Abstract


自由集会 W19  3月18日 18:30-20:00 Room A, 現地開催/ライブ配信あり

「科研費の仕組みと審査:DC, PDのの仕組みと過去の審査員にポイントを聴く」
How to apply DC and PD program of JSPS with useful comments from reviewers.

占部城太郎(東北大学/学振 学術システム研究センター), 大手信人(京都大学/学振 学術システム研究センター)
JOTARO URABE(Tohoku University /  JSPS Research Center for Science System), Nobuhito OHTE(Kyoto University /  JSPS Research Center for Science System)

学術振興会の特別研究員(DC・PD)や海外特別研究員制度は、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的としています。対象は、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に、国外の研究期間で研究を希望する者を海外特別研究員として採用し、研究奨励金を支給する制度です。これら研究員選考の審査には学術振興会・学術システム研究センターが関わっており、審査員は、科研費審査委員候補者情報登録システムに登録された研究者から選任されて行われます。
現在、学術システム研究センターでは占部(生物班)と大手(農学・環境班)が専門研究員を努めており、選考の仕組みや評価に関わっていますが、審査そのものには関与していません。そこで本フォーラムでは、特別研究員及び海外特別研究員の分野動向と選考審査がどのような手順で行われているのかをまず紹介するとともに、審査員経験者をお呼びして、審査にあたってどのような点に注意し、また評価したたかなど具体的な経験談をお話してもらう予定です。
  DC, PD及び海外学振に応募予定の大学院生・若手研究者はぜひご参加ください。また、応募を予定している学生を受け持つ教員にも参考となる情報や、科研費制度の動向や最新の情報など、学会員全体に有益な情報も提供したいと思います。多くの方の参加をお待ちしています。
1) 特別研究員制度の動向と選考手順
2) 選考を経験して(審査員経験者3名程度から話題提供していただく)
3) 科研費の今後と学術システム研究センター


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