| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第57回全国大会 (2010年3月,東京) 講演要旨


一般講演(ポスター発表) P2-HS20

クローバーの発芽に及ぼす外的要因

*岩崎智子, 神寶理恵, 原明友香(岡山県立岡山一宮高校)

私たちの身近に生育しているたくさんの三つ葉クローバーの中にまれに見られる四つ葉のクローバーなどは,どのようにしてできるのか,また,その過程に興味を持ったために研究しようと思った。

クローバーが四つ葉になるのには遺伝的要因と外的環境要因の2つがあると考えられる。そこで,今回の私たちの研究では,まず比較的調べやすいと思われる外的環境要因について研究することにした。三つ葉が成長していく過程で四つ葉となるものは、成長初期に突然変異がおこると考えられたので,種子の時に外的環境要因を変化させて育て,何らかの変異がおこるかどうかを明らかにする事を目的とした。

研究方法は,市販のクローバーの種子を用いて,温度・光・化学物質・超高圧・紫外線などさまざまな条件を変え,何がどのように種子の発芽に影響を及ぼすのかを調べ、その後の成長段階までを観察する。

温度は20℃、光については暗黒の方が発芽に適切なことがわかった。また,酸性溶液よりも塩基性溶液の方が発芽率がよいこと,超高圧でも短時間の加圧であれば発芽すること、紫外線では、UVCでも短時間の照射であれば発芽すること、逆に弱いUVBであれば発芽を促進することがわかった。

成長段階については,継続観察中である。


日本生態学会