| 要旨トップ | ESJ57 関連集会 一覧 | 日本生態学会第57回全国大会 (2010年3月,東京) 講演要旨


生物多様性関連集会 -- 3月19日 13:00-16:00 K会場

生物多様性の損失を止める方法はあるのか?―COP10を契機に考える新たな政策の可能性―

企画者: 宮崎 正浩(跡見学園女子大学)

1.開催の趣旨

生物多様性条約(CBD)の第10回締約国会議(COP10)が2010年10月に名古屋で開催される。その主要議題の一つが2010年以降の中長期目標である。COP10の議長である日本は、危機的な状況にある世界の生物多様性の保全のために有効な政策について合意ができるよう、その議論をリードすることが期待されている。そのためには、日本から意欲的な提案を行うことが不可欠である。

本シンポジウムは、国際環境NGO FoE Japanと地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)が共同で設置した「生物多様性保全に関する政策研究会」の検討結果を基に、広く一般の市民、NGO/NPO、研究者、企業、行政などの参加者によって、生物多様性の損失を止めるための新たな政策について議論し、その結果を「政策提言」として国内外に発信することを目的としている。

2.主催:国際環境NGO FoE Japan、地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)、生物多様性条約市民ネットワーク、地球・人間環境フォーラム

3.後援:日本生態学会

4.参加費:無料(本シンポジウムのみに参加される方は日本生態学会大会の参加登録は必要ありません)

5.内容

基調講演:生物多様性保全のためのミティゲーションの課題:矢原徹一(九州大学)

パネルディスカッション

(1)生物多様性の保全(ノーネットロス政策を中心に)

宮崎正浩(跡見学園女子大学)、田中章(東京都市大学)他

(2)生物多様性の構成要素の持続可能な利用(原材料調達における配慮を中心に)

坂本有希(地球・人間環境フォーラム)、足立直樹(株式会社レスポンスアビリティ)他


日本生態学会