| 要旨トップ | ESJ60 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第60回全国大会 (2013年3月,静岡) 講演要旨
ESJ60 Abstract


フォーラム U06 -- 3月9日 11:30-13:00 F会場

ランチョンフォーラム:査読(peer review)をする側、される側

主催:英文誌編集委員会  可知直毅(Ecological Research編集委員長)

このフォーラムは、英文誌編集委員会が主催し、Springer Japanが協賛するランチョンフォーラムとして開催します。

査読付きとそうでない論文では、前者がより評価されるのが一般的です。これは、査読(=同じ専門分野の研究者仲間(peer)による批評(review))を通して、その論文の質や客観性が担保されているためです。研究者にとって、査読は、論文を発表するためにはどうしても通らなければならない関門です。

学術誌の査読システムの特徴は、査読する側、される側がともに同業者であることです。学位を取り立ての若手の研究者も、査読する側になります。査読意見に対してどう答えるべきかといった査読される側の指南書はありますが、査読する側の参考になるような公開情報はあまりありません。Reviewerに期待されるのは、その論文に対する同業者による批評であり、アクセプトかリジェクトの判定ではありません。

このランチョンフォーラムでは、Ecological Research、Population Ecology、Plant Species Biology、Journal of Ethologyなど生態学分野の雑誌における査読の実態と課題について、各雑誌の編集委員長や編集幹事に、できるだけ具体的に話していただきます。

申込方法

 下記シュプリンガー・ジャパンのサイトをご覧ください。事前申込先着100名様に無料で弁当が提供されます。当日参加も可能です。

 http://www.springer.jp/esj60.php(2013年1月下旬ごろオープン予定)


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