| 要旨トップ | ESJ61 自由集会 一覧 | 日本生態学会第61回全国大会 (2014年3月、広島) 講演要旨
ESJ61 Abstract


自由集会 W15 -- 3月14日 15:45-17:45 G会場

Skypeでつながる研究者 ~両棲類生態勉強会の取り組み~

企画者: 吉村友里

共通の研究材料やテーマなど、興味を同じくする仲間同士の集まる場は面白く、研究のモチベーションを高める。だが、普段は離れた場所で活躍する研究者が集まる場は、学会などの年に数回の機会に限られてしまう。もっと頻繁に、お金も使わず、交流の機会を持つことはできないだろうか?

両棲類生態勉強会では、両棲類を扱う研究者や興味を持つ仲間が集まり、Skypeを使った勉強会を月2回、これまで5年以上続けてきた。メンバーは学生から社会人まで幅広く、国内は北海道から九州まで、海外は留学先のオーストラリアからも参加している。

本集会では、我々のSkypeを使った勉強会による繋がりを紹介するとともに、離れた場所や異なる立場で研究している研究者の交流の一つのカタチを提案する。さらに、勉強会を続けてきたメンバーの講演を通して、Skypeで繋がる面白さとその意義をお伝えしたい。

[W15-1] 両棲類生態勉強会の5年間のつながり  戸金大(慶應大 自然科学研究教育センター)/トウキョウダルマガエルの保全

[W15-2] 自身の研究に活かす勉強会  高井孝太郎(東海大 生物)/ 外来両棲類の影響と系統地理

[W15-3] 私にとってのもう一つの研究室~学生にとっての勉強会~  吉村友里(九大院 システム生命科学府)/ツチガエルの捕食回避

[W15-4] オーストラリアと日本をつなぐ  休場聖美(James Cook University・School of Marine and Tropical Biology) /オオヒキガエルの鳴き声に関する繁殖様式

[W15-5] 研究職以外の職場で研究を続けていくには?  田口勇輝(動物園・飼育技師) /オオサンショウウオの保全生態


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