| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


一般講演(ポスター発表) P1-072 (Poster presentation)

アキタブキの葉の形態の可塑性

*長瀬泰代,小山耕平(帯広畜産大・生命科学)

植物は移動することができないため、その形態は根付いた環境に大きく影響される。野生のアキタブキ(Petasites Japonicus subsp. giganteus)では立体的な形態をとるものが多く、これも環境への適応の結果と考える。本研究では、アキタブキの葉の形態についてギャップの個体と林床の個体を調査、比較した。その結果、アキタブキでは変化を持たせている形質と変化を持たせていない形質があることが分かった。得られた調査結果から構造の決定に何が関係しているのか、またアキタブキが環境にどのように対応しているのかを考察した。


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