| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-034 (Poster presentation)

チームアライグマのこれまでの活動~高校で連携して外来生物問題を考える~

*岩木 れん (埼玉県立越谷北高等学校), *黒田 峻平, *大塚 悠宇馬, *伊藤 太郎 (海城中学高等学校), 菅原 玲 (埼玉県立川越女子高等学校), 小川 岳紘 (埼玉県立熊谷西高等学校), 原田 愛華 (埼玉県立越ヶ谷高等学校), 佐藤 翔太 (埼玉県立坂戸西高等学校), 和知 英太 (埼玉県立所沢西高等学校), 中村 早希 (埼玉県立飯能高等学校), 高山 凌 (埼玉県立蕨高等学校)

チームアライグマは2014年に高校生を主体として発足し、アライグマなどの外来生物の研究や勉強会を開催して、自然とヒトの共生について考えることを目的としている。2014年度は神社仏閣においてアライグマの爪痕調査を行った。その結果アライグマの爪痕は川や緑地からの距離が近いほど多いことが考えられた。それを2015年2月のアライグマセミナーや昨年の生態学会鹿児島大会で発表した。2015年度はチームのことを多くの人に知ってもらうことを目的として活動を行った。具体的には、シンポジウムや公開討論会の開催、活動に興味を持ってくれた方の講演会にて活動報告を行った。今、直面している問題は、研究テーマの不足である。本年度9月のシンポジウムでアライグマだけで研究を続けていくのは困難ではないかという意見がチーム内で出た。課題を改善するためにこれからも活動を続けていくつもりである。そこで、新たな方針や課題を見つけるためにチーム内でアンケートを実施した。そこで、活動を行ったことによる外来生物に対する考え方の変化や活動が他の環境問題に興味を持つきっかけになったか、チームで行っていきたい活動等をメンバーに問いかけた。その結果についても発表する。


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