| 要旨トップ | ESJ63 自由集会 一覧 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


自由集会 W35 -- 3月24日 17:00-19:00 RoomH

Future Earthってなんだ?: 地球環境問題に対応する国際プロジェクトと生態学者の生きる道

企画者: 大手信人(京都大学情報), 石井励一郎(総合地球環境学研究所)

Future Earth という国際的な研究プログラムが動き始めています。このプログラムは、自然科学、人文社会科学や、それらの応用を目指す工学、農学、医学、地域研究等にまたがる学際的研究により、地球規模・地域規模の環境問題に関する理解を深め、問題解決に向けた知の創出に挑みます。また、それだけではなくて、研究者コミュニティーと社会の様々なステイクホルダー(行政、研究資金提供者、産業界、教育関係者、メディア、市民)との超学際的な連携(協働)を通じて、社会を持続可能な方向へと転換していくことを目指しています。この自由集会は、生態学、生物多様性科学に関わっている学会員に、Future Earthの動向を知ってもらいながら、関連する環境科学分野の研究のことも知ってもらい、生態学とその応用先について視野と行動範囲を広げるきっかけを作りたいと考えて企画しました。

[W35-1] 生物多様性と生態系を生かした持続可能社会の研究  中静透(東北大学生命科学)

[W35-2] Future Earth に向けた地球環境基盤情報の構築  沖大幹(東京大学生産技術研)

[W35-3] ステイクホルダー対話を通じた持続可能性概念の研究  江守正多(国立環境研究所)

[W35-4] Future Earth に期待すること  柴田英昭(北海道大学フィールド科学センター)


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