| 要旨トップ | ESJ65 自由集会 一覧 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


自由集会 W20  3月17日 18:00-20:00 B会場

「昆虫の動きと不動を科学する」:生理学と生態学の融合を目指して

松村健太郎(岡山大),宮竹貴久(岡山大)

「動き」は様々な形質値の基礎となる鍵形質である。動く昆虫を観察することは面白い。観察していると昆虫はピタッと静止することも多い。昆虫の動きと不動行動(死にまね・擬死とも言われる)、及び歩行による分散行動については行動学・生理学・生態学・進化生態学の研究が世界の中でもとりわけ日本において進んでいる分野である。本自由集会では、これらのテーマに取り組んでいる日本の生理学と生態学の研究者が研究発表と討論を行うことで、「生物の動きと不動」についての生理学及び生態学の共通の理解を深めたい。講演者と講演タイトルは次の通りです。
1.松村健太郎(岡山大学)「歩行移動に対する人為選抜への相関反応」
2.本間 淳 (琉球大学)「不動行動の機能の多様性」
3.宮竹貴久 (岡山大学)「不動行動の生態と機能」
4.西野浩史 (北大・電子研)「不動の神経メカニズム」

[W20-1] 歩行移動に対する人為選抜への相関反応 松村健太郎(岡山大学)

[W20-2] 不動行動の機能の多様性 本間 淳(琉球大学)

[W20-3] 不動行動の生態と機能 宮竹貴久(岡山大学)

[W20-4] 不動の神経メカニズム 西野浩史(北大・電子研)


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