| 要旨トップ | ESJ68 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第68回全国大会 (2021年3月、岡山) 講演要旨
ESJ68 Abstract


フォーラム U03  3月18日 12:30-14:00 Room F

生態学会員の動向から学会の未来を考える
Trend analyses of ESJ members and future directions of ESJ

宮下直(日本生態学会副会長/東京大学), 三木健(日本生態学会庶務担当理事/龍谷大学)
Tadashi MIYASHITA(Vice-president of ESJ, University of Tokyo), Takeshi MIKI(Executive director of ESJ, Ryukoku University)

2019年度に、生態学会員の動向を包括的に分析し、今後の学会の取り組みの方向性を考えるための資料を提供する「会員動向ワーキンググループ」が立ち上がった。ここでは、匿名化された生態学会員の入退会や属性などのデータに加え、男女共同参画学協会連絡会が定期的に実施している大規模アンケート調査のデータを用い、過去から現在にかけての実態把握と、将来予測、課題の抽出などを行っている。本フォーラムでは、まず昨年度に行った年齢別・性別の入退会のパターンや、会員の職種構成を紹介する。つぎに、今年度新たに構築した人口動態モデルを用い、将来の会員数の動向予測や感度分析、ジェンダーギャップを埋めた場合の会員数などの予測を行った。さらに、本学会が他学会と比べてキャリアやジェンダーバランスにどのような特徴があるかも分析した。これらの結果をもとに、将来に向けた取り組みの在り方について様々な観点から議論する。

[U03-1]
学会員の人口動態:近年の動向とジェンダーギャップ 深谷肇一(国立環境研究所)
Population dynamics of ESJ members: recent trends and gender gap Keiichi Fukaya (National Institute for Environmental Studies)

[U03-2]
大規模アンケートおよび受賞者に見るキャリアとジェンダー 鈴木智之(東京大学)
Career and gender viewed from large-scale questionnaires and ESJ award winners Satoshi Suzuki(The University of Tokyo)

[U03-3]
コメント 湯本貴和(日本生態学会会長/京都大学)
comments Takakazu Yumoto(ESJ President, Kyoto University)

[U03-4]
コメント 佐竹暁子(将来計画専門委員会委員長/九州大学)
comments Akiko Satake (Kyushu University)

[U03-5]
コメント 半場祐子(キャリア支援専門委員会/京都工芸繊維大学)
comments Yuko Hanba (Kyoto Institute of Technology)


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