| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨
ESJ73 Abstract


一般講演(ポスター発表) P0-073  (Poster presentation)

函南原生林の植生境界におけるヤドリギ(Viscum coloratum )の落葉広葉樹への影響
The Effects of Mistletoe (Viscum coloratum) on Deciduous Broad-leaved Trees at ecotone in Kan-nami Primary Forest

*山科千里, 吉田圭一郎(東京都立大学)
*Chisato YAMASHINA, Keiichiro YOSHIDA(Tokyo Metropolitan University)

半寄生植物であるヤドリギは、森林内で動物にねぐらや資源を提供し、鳥類や土壌微生物、節足動物などの生物多様性を高めることが知られている。一方で、宿主から水分や養分を得るため、宿主の成長率の低下や枯死を招き、今後の気候変動に伴って森林エコシステムへの負の影響が増加することが懸念されている。
その一方、ヤドリギは基本的に宿主木の樹冠上部に分布するため、特に森林の樹高が高く、密度の高い温帯林などでは調査が困難であり、近年、近接リモートセンシングを用いたヤドリギの評価が注目されている。本研究は、静岡県函南原生林において、UAVを用いた空中撮影と現地調査を行い、ヤドリギ(Viscum coloratum (Kom.) Nakai)の分布特性を明らかにし、ホストの活性に与える影響を評価した。


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