| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨
ESJ73 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-014  (Poster presentation)

兵庫県におけるアカハライモリの生息環境について【A】
On the Habitat of the Red-bellied  Newt in Hyogo Prefecture.【A】

*山端葵子(瀧川学園 滝川中学校)
*Kiko YAMAHATA(Takigawa Junior High School.)

兵庫県内の両生類、主にアカハライモリの保全に関する調査を行った。日本固有種であるアカハライモリは絶滅の恐れのある地域個体郡、絶滅危惧Ⅱ類、準絶滅危惧となっている。日本の固有種であるアカハライモリは腹の模様に違いがあり現在では6種族に分けられているが、腹の模様と遺伝的要因との関係性は未解明である。そのアカハライモリは温暖化や乱獲、土地の開発、水田や農地の減少など、生息環境の変化などが原因でその数を減らしているのが現状である。近年の日本でもゲリラ豪雨などでは、成体だけでなく産卵後の卵や幼体までもが流されてしまうなど両生類への被害は大きいとされている。WWF Living Planet Report2024では、生物の減少が最も深刻なのは両生類とも言われている。また、アカハライモリは両生類の中で最も再生能力が高いとされており、今世界中で再生医療の研究が進められていることから、種の保護の重要性がより高い。保全活動を行うにあたり、アカハライモリの未解明な部分が多いとされている幼体期の暮らしなど調査し保全に繋げたいと考え生息調査をした。
調査方法:兵庫県内では神戸市の環境局の方に生息地の現状を伺い、生息していると過去2年間にアカハライモリが目撃されている生息地情報を集めた。現在の生息状況を兵庫県の地形、1級河川付近やため池、田んぼなどの水系に生息地ポイントとして、実際に現地調査、及び水質調査を行った。水質調査についてはTDS水質検査ペンデジタル検査と試験紙を使い、水温、NO3、NO2、pH、TDOの水質項目を調査した。


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