| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨
ESJ73 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-032  (Poster presentation)

GISによるクビアカツヤカミキリの発生予測【A】
Prediction of Aromia bungii Outbreaks Using GIS【A】

*東良輝翔, 八亀こゆき, 山本響暉(三田祥雲館高校)
*Akito HIGASHIRA, Koyuki YAKAME, Hibiki YAMAMOTO(Sanda Shounkan High School)

クビアカツヤカミキリは、サクラやモモなどの樹木を枯死させる特定外来生物である。日本各地で生態系や景観への影響が問題となっており、兵庫県でも発生地域は年々広がっている。被害を防ぐには、個体が確認されてから対応するのではなく、事前に発生しやすい地域を把握することが重要である。そこで、QGISを用いて発生地点と周辺環境の関係を分析し、三田市周辺における将来的な発生リスクを予測することを目的とし、本研究を行った。まず、発生地点と周辺環境の分析から、高速道路の近くでサクラのあるところに定着するのではないかと考えた。その結果から、三田市周辺における発生リスクの予測を行った。三田市でクビアカツヤカミキリが見つかった場所、高速道路、サクラのあるところとして、公園、武庫川、学校を地図上に示した。それぞれの地点からバッファーを広げ、1番重なるところを要注意地点とした。その結果、JR藍本駅南方が最も重なりが多く、注意するべきだということが明らかになった。今後、その周辺を重点的に調査し、クビアカツヤカミキリが三田市で広がることを阻止したいと考えている。


日本生態学会