| | 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨 ESJ73 Abstract |
一般講演(ポスター発表) PH-041 (Poster presentation)
食べられて死んでいるクワガタが、電灯の下にたくさん落ちているのを、何度も見つけた。そばに落ちていたペリット(消化できない骨などを鳥が吐き出した物)の中にクワガタのようなものが入っていた。人間が作った電灯にクワガタが集まり、朝になって逃げ遅れて鳥に食べられていると思った。そこで、クワガタが隠れられる家を作って、クワガタを助けたいと考えた。3年生までの実験から、コクワガタを守るための家は、10mmの隙間のシイの丸太の家を、縦置きにすると良さそうだと分かった。そして、オスの方が隠れるのが好きかもしれないことも分かった。光と家について調べた今年の実験では、豆球の3分の2ぐらいのコクワガタがLEDにも集まることが分かった。普通の電灯の下に3個、LEDの電灯の下には2個ぐらい家を置けばいいかもしれない。4時半に起きるのが大変で7日しか実験できなかったけど、太陽が出て明るくなるまでに、ぼくの家にコクワガタが隠れることも分かった。オスの方が光に集まりにくいという結果も出たので、岡山県環境保全事業団の人にきいてみると、ライトトラップではメスの方がよく飛んでくることと、アゴが重くて動きにくいからオスは光に集まりにくいかもしれないことを教えてもらった。隠れるのが好きで光に集まりにくいにも関わらず、電灯の下にはオスのアゴの方がたくさん落ちている。オスはアゴをはずされて体だけ食べられるので、オスの死体が目立つだけなのかもしれない。そして、あごの小さいメスはまるのみされて死体が残りにくいだけで、本当はオスよりもメスの方が電灯に多く集まって食べられているのかもしれないと思った。卵を産むメスの方が多く食べられているのなら、本当に大変で早くなんとかしないといけない。