| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨
ESJ73 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-085  (Poster presentation)

網一つで分かる磯の生物多様性 -真鶴半島での10年間の記録から見えてくること-【A】
The Diversity in rocky shore as found by using a single net -Insights from 10 years of records at the Mitsuishi shore of Manazuru Peninsula, Kanagawa-【A】

*相馬照瑛(鎌倉学園中高校), 加藤樹(駒場東邦中高校), 星野壮太(駒場東邦中高校)
*Shoei SOMA(Kamakuragakuen High School), Tatsuru KATOH(Komaba Toho High School), Sota HOSHINO(Komaba Toho High School)

今日、地球温暖化に伴う海水温の上昇により、海洋生物の生息域が北方に移行するなど沿岸域の生物相は大きく変化している。また、黒潮大蛇行など短期的な環境の変化によっても沿岸域の生物相は影響を受けており、暖流に乗って温帯にやってくる死滅回遊魚などは磯で比較的容易に観察することができる。私たちは、身近な磯における地球温暖化や黒潮大蛇行による生物多様性への影響を測るため、小さな子どもや一般の方々が参加する「磯の生き物観察会」で得られた10年分(56回分)の生物リスト(平均50.75種)を用いて、データ分析を行った。調査地は神奈川県西部の真鶴半島三ツ石海岸で、一般参加者と一緒にタモ網で磯の生き物を採取した。研究を目的とはしていない「磯の生き物観察会」で得られたデータから科学的な見解を得られるのかは未知数ではあったが、観察できた生物種ごとに点数をつけて数値化を試み、“Kurosiwo Index”として影響度合いを測ることができた。


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