| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨
ESJ73 Abstract


シンポジウム S27-1  (Presentation in Symposium)

ダニに気をつけろ!
Watch out for ticks!

*日浦勉(東大生圏システム)
*Tsutom HIURA(The University of Tokyo)

本発表では私自身のシビアな体験を少しでも多くの方に知って頂き、フィールドワークのリスク回避に繋げたい。
2025年5月2日、苫小牧研究林に設置した実験区で太腿を何かに喰われたが、気付いた時にはそこに奴はいなかった。5月6日自宅に戻る。5月7日、熱っぽいのと全身筋肉痛でインフルエンザに罹ったと思い、大学には行かず自宅で学振の推薦書を書くことにする。5月8日、朝起きると40度まで熱が上がっていたため、病院に行くことにした。かかりつけの病院が休日だったので初めての病院を受診。そこでコロナと診断され、自宅療養することに。コロナに罹患したことがなかったので、一向に下がらない40度の熱と激しい頭痛にコロナって恐ろしいと思い込む。5月9日、全身に紅斑が出たことでようやくこれは何かおかしいと感じたが、動けない。5月10日、力を振り絞って自転車でかかりつけ医に向かう途中バランスを崩し転ぶ。「血液検査結果は月曜になるが、ダニ感染症の疑いがある。紹介状を書くから総合病院に直ぐに行け」と送り出される。タクシーで総合病院に着いたが、診察時間は過ぎてるから今日は帰れと見放され、またタクシーで自宅に戻る。5月12日早朝、直ぐに来いとかかりつけ医から電話。「血小板が無くなってる。SFTSか日本紅斑熱の可能性があるから救急車に乗りなさい」と総合病院へ行き、そのままICUに入る。ダニに喰われた瘡蓋のサンプルを採られ、国立感染症研究所に分析依頼。原因がはっきりするまでICUで隔離される。5月14日、検体は日本紅斑熱であることが判明。この間ずっと40度の高熱。5月16日、一般病棟へ移動。体力回復のため出された飯をとにかく全て平らげることにする。5月17日、Kさんが山の事故で亡くなった旨の連絡を受け落ち込む。5月18日、ようやく解熱。しかし頭痛は酷いまま。5月20日、娑婆に復帰。ラジオ体操にチャレンジするも息切れ。体重7キロ減。


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