| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨
ESJ73 Abstract


自由集会 W11-1  (Workshop)

競争関係と共生関係がもたらす微生物叢の群集・個体群動態
Community and population dynamics of microbiomes driven by competition and mutualism

*景山拓矢(京都大学大学院), 藤田博昭(京都大学大学院), 須田亙(理化学研究所), 黒川李奈(理化学研究所), 増岡弘晃(理化学研究所), 山道真人(国立遺伝学研究所), 岩下源(国立遺伝学研究所), 鈴木健大(理化学研究所), 高野壮太朗(理化学研究所), 岡嵜友輔(京都大学大学院), 東樹宏和(京都大学大学院)
*Takuya KAGEYAMA(Kyoto University), Hiroaki FUJITA(Kyoto University), Wataru SUDA(RIKEN), Rina KUROKAWA(RIKEN), Hiroaki MASUOKA(RIKEN), Masato YAMAMICHI(National Institute of Genetics), Gen IWASHITA(National Institute of Genetics), Kenta SUZUKI(RIKEN), Sotarou TAKANO(RIKEN), Yusuke OKAZAKI(Kyoto University), Hirokazu TOJU(Kyoto University)

微生物は地球上のあらゆる場所に普遍的に存在しており、多くの場合、群集を形成して生活している。その内部では多様な生物間相互作用が生じており、それらは競争関係から共生関係まで幅広いバリエーションをもつ。特に細菌群集では、資源をめぐる競争や、他種の成長を阻害する物質の放出による拮抗的な相互作用、さらには二次代謝産物の交換による共生的な関係など、さまざまなメカニズムが次々と明らかにされつつある。それでは、このような微生物間の相互作用は、どのような生態学的現象を引き起こしているのだろうか。本発表では、野外環境、特に土壌生態系に生息する細菌に焦点を当て、競争関係と共生関係のいずれが細菌の個体群動態や群集動態により重要であるのか、さらに土壌微生物を通して見えてくる共生関係の生態進化的ダイナミクスについて議論する。


日本生態学会