日本生態学会

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2011年札幌大会におけるフォーラム

テーマ:若手研究者のキャリアパスー就職先の多様化と将来性

主催:キャリア支援専門委員会  半場祐子, 深谷肇一

 キャリア支援専門委員会は,将来計画専門委員会から独立する形で2010年10月1日に承認されました.本委員会では,生態学分野の若手研究者支援や男女共同参画に生態学会として貢献するために,これまで2年間にわたって生態学会で若手キャリア支援のためのフォーラムを開催してきました.
 今年度は,キャリアパスとして「民間企業への就職」を積極的に考えるフォーラムを開催します.博士取得者の就職先の間口がなかなか広がらない現状の要因として,博士取得者を積極的に採用する民間企業が少ないことに加え,博士取得者も民間企業を就職先の選択肢に入れていないという,双方のミスマッチがあります.企業側と博士取得者側の両方から学位取得者の就職に関する考え方を提示し,その上での総合討論を行うことによって,学位取得者が多様なキャリアパスの存在に気がつくこと,民間企業と学位取得者の間で就職のイメージをすり合わせることを目指したいと思います.

講演内容:

  1. 民間企業側の意識
    「大学研究室が育成する人材と企業が求める人材とのミスマッチ」 帯野久美子(和歌山大学理事/株式会社インターアクト社長)
  2. 学位取得者の意識
    「若手の会メーリングリスト(wakateco)を使ったアンケート調査結果」 飯島勇人(山梨県森林総合研究所),奥田武弘 (遠洋水産研究所),尾崎有紀 (奈良女子大学),黒江美紗子 (早大・自然環境調査室)
  3. 民間企業に就職した若手会員による話題提供
    「民間シンクタンクで生物多様性を研究する」 西田貴明(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
    「企業での博士の多様なキャリア:高い専門性を活かそう」 丸幸弘(株式会社リバネス 代表取締役CEO)