日本生態学会

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2009年盛岡大会のフォーラム

テーマ:若手のための学位取得後の多様なキャリアパス支援

主催:常任委員会,将来計画専門委員会  半場祐子(京都工繊大), 可知直毅(首都大学東京大学院)

 来計画専門委員会では,生態学分野の若手研究者支援や男女共同参画に生態学会としていかに貢献できるかについて検討をしてきました.その一環として,生態学分野の学位取得者のための多様なキャリアパスをテーマにしたフォーラムを企画しました.
このフォーラムでは,ノンアカデミックなキャリアパスの会員による話題提供とグローバルCOEの中で実施中の博士課程修了者やポスドクのキャリア支援事業の紹介を通して,生態学分野での若手の活躍の場の将来性と可能性について考えたいと思います.また,生態学会が加盟している「男女共同参画学協会」が2007年秋に実施した大規模ウエブアンケートの結果から,若手のキャリアパスにかかわる項目についてもご紹介します.
将来のキャリア形成について不安を感じている若手会員,若手支援について関心のある会員の参加を期待しています.
このフォーラムは,常任委員会,将来計画専門委員会,東北大学・環境適応グローバルCOE,北海道大学・統合フィールド環境科学グローバルCOEが共催します.

講演内容:

  • 多様なキャリアパスに対する若手の意識ー男女共同参画大規模アンケート結果から  可知直毅(将来計画専門委員長/首都大学東京大学院)
  • いま企業に求められる環境系の人材とは  足立直樹(株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役)
  • 自分のキャリアを活かす道ー研究者を支援する仕事に携わって  三宅恵子(新潟大学女性研究者支援室 特任准教授)
  • 東北大学「生態適応GCOE」における人材育成と若手キャリアパス  中静 透(東北大学大学院・生命科学研究科 拠点リーダー)
  • GCOE統合フィールド環境科学(IFES-GCOE)のキャリアパス支援  山中康裕(北海道大学大学院・環境科学院 拠点リーダー)