日本生態学会

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特集の進め方

特集(Feature)の企画
特集は、学会大会のシンポジウムや自由集会などの内容をまとめて掲載することを想定して設けられた形式です。編集委員長が該当者に企画を打診します。このような背景がなくても、企画者がテーマに沿って記事を集め、特集を企画することができます。

特集の構成
特集は、原著論文、総説論文、学術情報のいづれかを含む複数の記事からなります。例えば、異なる区分の記事からなる

  1. コメント(趣旨)
  2. 総説論文
  3. 原著論文
  4. 学術情報
  5. コメント(総括)
といった形で構成することができます。また、原著論文または総説論文だけ、あるいは学術情報だけを含む特集も認められます。ただし、コメントだけからなる特集は認められません。
それぞれの記事の原稿は、その区分の執筆要領に従って作成し、その区分の投稿規定に従って扱われます。

企画の採択
企画者は、企画者の氏名・所属・連絡先、企画の表題(日本語と英語)と趣旨(日本語600字以内)、構成記事の表題(仮題でよい)と著者(執筆の了解を得る)を、投稿の前に学会事務局日本生態学会誌担当に連絡してください。編集委員会で検討し、編集委員長が企画の採択を企画者に通知します。

投稿
特集の企画が採択されたら、投稿規定に従って、それぞれの記事の原稿を各著者が投稿してください。原則として、ひとりの担当編集委員が特集のすべての原稿を扱います。査読と審査は、該当する記事区分の投稿規定に従います。原稿によっては査読と審査により却下または掲載不可がありますので、企画者と担当編集委員との間で特集の構成を調整してください。

受理
それぞれの原稿について、編集委員長が受理を通知します。特集のすべての記事について、受理原稿が揃ったら、校正刷りを制作します。受理以降の進め方は、一般記事と同じです。

連載の進め方

連載(Series)の企画
連載は、学会の専門委員会や研究者のグループ・ネットワークの活動などの内容を定期的に掲載することを想定して設けられた形式です。編集委員長が該当者に企画を打診します。このような背景がなくても、企画者がテーマに沿って記事を継続的に依頼し、連載を企画することができます。

企画の採択
企画者は、企画者の氏名・所属・連絡先、企画の表題(日本語と英語)と趣旨(日本語600字以内)、記事区分を、連載開始の前に学会事務局日本生態学会誌担当に連絡してください。企画者は、連載の記事区分を学術情報かコメントのどちらかに指定してください。編集委員会で検討し、編集委員長が企画の採択を企画者に通知します。

投稿
連載の企画が採択されたら、指定された記事区分の投稿規定と執筆要領に従って、各著者が各号の原稿を投稿してください。審査は、該当する記事区分の投稿規定に従います。

受理
各号の原稿について、編集委員長が受理を通知します。受理以降の進め方は、一般記事と同じです。

受賞者総説の進め方

受賞者総説(Award paper)の依頼
日本生態学会の各賞の受賞者に編集委員長が総説論文の執筆を依頼します。また、受賞に関わりのある1–3名の方にもコメントの執筆を依頼します。

投稿
受賞者は、総説論文の投稿規定と執筆要領に従って原稿を投稿してください。コメントを依頼された方は、コメントの投稿規定と執筆要領に従って原稿を投稿してください。原則として、ひとりの編集委員が総説論文とコメントの両方を担当します。審査は、該当する記事区分の投稿規定に従います。

受理
それぞれの原稿について、編集委員長が受理を通知します。受理以降の進め方は、一般記事と同じです。

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