日本生態学会

Home > 各種手続き

(会員向け)「本学会の学会誌に掲載された論文の大学図書館などへの再掲載(機関リポジトリ)に関するお知らせ」

 日本生態学会の刊行する学術誌(Ecological Research,日本生態学会誌,保全生態学研究)に掲載された論文を,著者が所属する機関の図書館のウェブページなどに再掲載する動きがあります.これは機関リポジトリと呼ばれるもので,それぞれの機関がそこの構成員に呼びかけて論文等の原稿を収集し,閲覧可能な状態で保存するものです.日本生態学会では以下のように機関リポジトリに対応します。

 機関リポジトリ事業に取り組んでいる大学図書館等が日本生態学会の学会誌の論文登録をしたい場合は,原則として本会指定の申請書類(申請書類のページ参照)を学会事務局に提出しなければなりません.提出された書類を審査し,問題がなければ許可証を発行します.大学図書館等はその機関所属の生態学会会員に対し,学会誌に掲載された論文の最終原稿の提出を要請します.機関リポジトリへ協力可能な本会会員は最終原稿を当該機関に提出してください.

<Ecological Researchについて>
 Ecological Researchの出版論文には,OA論文(Open Choice,著作権は著者にありCreative Commons Attribution 4.0 International (CC BY)に従う)とOA以外の論文(著作権は生態学会が保持し,その管理はSpringer社が行う)があります.OA論文については著者の判断で出版論文をそのまま自身のWebサイトへ掲載あるいはリポジトリ登録することが可能です.一方,OA以外の論文についてはSpringer社の規定(Self archiving policy)に従うことになります.著者は論文受理後に編集事務局に最終的に提出した論文原稿(最終原稿)を自身のWebサイトに掲載できます(self-archive).また,論文の公式出版から12ヶ月後より,著者は最終原稿をリポジトリ登録することが可能です.OA以外の論文については, SpringerLinkあるいは他のSpringer webサイトに登録された出版バージョンを利用することはできません.また,最終的な出版論文のリンク(DOI番号)と出典を必ず明示してください(例「最終的な出版論文は以下のサイトを通じてSpringer社から入手可能です http://dx.doi.org/[論文のDOI]」,“The final publication is available at Springer via http://dx.doi.org/[insert DOI]”).

<保全生態学研究について>
 リポジトリ登録の依頼を受けた場合,編集事務局に最終的に提出した論文原稿をリポジトリ登録用原稿として提出してください.著作権は日本生態学会にあるので,論文の内容はリポジトリとして公開が可能ですが,学会誌の体裁については出版社が作ったものであるため,そのままの体裁では公開できません.したがって,機関リポジトリとして提出する原稿には,学会誌の体裁ごとデジタル化されているものは絶対に使用しないようお願いいたします.また,著者(会員)が最終的に提出した原稿がその後の校正段階で変更・修正があった場合,学会誌に掲載された論文とリポジトリとして公開された論文の内容が異なる場合が出てきます.そのような場合は発行された学会誌が正しいものとして扱われます.

機関リポジトリとしての論文登録を所属機関等から依頼された会員は,以下のことを確認してください.

  • リポジトリ登録を依頼された原稿は日本生態学会の刊行する学会誌の論文であるかどうか.
  • リポジトリ登録を依頼してきた機関は日本生態学会からリポジトリ登録の許可を得ているかどうか.
  • リポジトリ登録しようとする論文原稿は学会誌編集事務局に提出した最終原稿であるかどうか(学会誌と同じ体裁になっていないことが必要).

<日本生態学会誌について>
 生態学会誌はCiNii(国立情報学研究所電子図書館)で、雑誌発行直後から論文PDFにフリーアクセスが可能になっていることを考慮し、以下のように定めます。
 著者個人又は著者が所属する法人若しくは団体のWeb サイトにおいて,自身の記事を掲載いたい場合(機関リポジトリへの保存及び公開を含む)、本会がダウンロード件数等を把握するなどの都合上、CiNiiの当該記事へのリンクで行うこと望ましいですが、学会誌体裁のPDFそのものを掲載する必要がある場合には、本会(編集委員会)に通知してください。なお,利用にあたっては出典(本誌誌名,掲載巻号,ページ)を明記してください。(2013年3月5日改訂投稿規定の“著者による著作物の利用”に関する規定に基づく)

 以上の確認ができた場合はリポジトリ登録が可能ですが,許可を受けた機関でもあくまでも協力の依頼ができるだけで,強制力を持つものではありません.協力できない,または協力したくない会員が登録拒否をおこなうことは可能です.

topへ