日本生態学会 近畿地区会
Kinki Branch of Ecological Society of Japan
www.esj.ne.jp/kinki/


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2011年度 2010年度 2009年度

[2010年度近畿地区会自然保護専門委員会 フィールドシンポジウムのお知らせ]
[2010年度フィールドシンポジウムのお知らせ]
[2010年度公募シンポジウム・研究集会の募集について]
[2010年度総会・第1回例会のお知らせ]


2010年度 近畿地区会 自然保護専門委員会
フィールドシンポジウムのお知らせ
「竹生島の自然再生を考えるフィールドシンポジウム」
(終了)

琵琶湖に浮かぶ竹生島では、カワウの集団営巣により植生が非常に大きな影響を受けています。
現在、滋賀県が立てた特定計画に基づいてカワウの駆除が行われ、自然植生再生の事業計画が
練られています。タブノキ林などがある湖中の島の特性に配慮したすみやかな植生回復が行わ
れるよう議論することを目的に、下記のフィールドシンポジウムを行います。

第一部では、普通は近づくことが難しい場所にあるカワウ営巣地を、湖上と地上から視察します。
第二部では、滋賀県の事業を進める担当者と、カワウと森林の関係を調査する研究者が報告し、
全員で今後を議論します。
竹生島の実態を詳しく知るまたとない機会ですので、お誘い合わせてご参加ください。

主催:日本生態学会近畿地区会自然保護専門委員会
この企画は、日本生態学会近畿地区会の「公募シンポジウム・研究集会」に採択されました。

日程  :2010年10月31日(日)
参加費:無料

内容:
【第一部】竹生島エクスカーション 定員20名。申込必要です。
長浜駅前 9:20集合(大阪駅7:30発の新快速で間に合います)
マイクロバスで移動後、湖上タクシーに乗船、カワウの営巣が多く植生への影響が大きい竹生
島の北側(定期船からは見えない側)を観察し、上陸して現地を歩きます。戻ってのち再びマ
イクロバスでシンポジウム会場へ移動します。

【第二部】竹生島の自然再生を考えるシンポジウム 申込不要です。
会場:長浜勤労者総合福祉センター 臨湖 研修室(長浜駅から徒歩10分、長浜港前)
http://www.lococom.jp/NewTownMapDetail.next?lbc=22530023737&zoomlevel=18

14:30開始
趣旨説明:近畿地区会自然保護専門委員会

講演
カワウの被害とその減少に向けての対策:川道直介(滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課)
竹生島の保安林機能の維持及び回復計画:西川公也(滋賀県湖北森林整備事務所)
竹生島におけるカワウの営巣とタブノキ林崩壊:前迫ゆり(大阪産業大学)
カワウによる森林生態系への影響:亀田佳代子(琵琶湖博物館)
コメント:小林圭介(植物社会学研究所)

議論
16:30終了予定

企画責任者・申込・問合せ先:野間直彦(滋賀県立大学)
第一部に参加ご希望の方は、原則として電子メールで、下記へお申し込みください。その後詳
しい案内メールを差し上げます。希望者多数の場合は先着順とします。
電子メール: noma@ses.usp.ac.jp
電話番号 : 0749-28-8303
FAX番号  : 0749-28-8461


2010年度 日本生態学会 近畿地区会
2010年度フィールドシンポジウムのお知らせ
「和歌浦干潟にみられる最近の生物の変調」
(終了)

今年もフィールドシンポジウムを企画しました。奮ってご参加ください。

日時:2010年8月21日(土)11:00~15:30
場所:和歌山市 和歌浦干潟(観海閣周辺)
*当日は車でのご来場も可能です。ただし無料駐車場には限りがあります。

午前の部:観海閣周辺
11:00-12:30 現地視察

昼食 (弁当を準備します)

午後の部:和歌山県公館
13:30-15:30 解説
古賀庸憲(和歌山大学教育学部教授)
大畠麻里(奈良女子大学博士研究員)

15:30 閉会

参加人数はとくに制限いたしませんが,資料の準備等のため,参加希望者は8/10までに電子メールで事務局にご連絡ください。なお,当日の急な連絡等は,事務局(遊佐)までお願いいたします。

近畿地区会事務局(奈良女子大学理学部内)
kinki_office@cc.nara-wu.ac.jp, 0742-20-3424 (tel, faxとも)
庶務:遊佐陽一
担当責任者:古賀庸憲(和歌山大学教育学部)tkoga@center.wakayama-u.ac.jp


2010年度 日本生態学会 近畿地区会
「公募シンポジウム・研究集会」の募集について
(終了)

2010625
日本生態学会近畿地区会 会長 和田恵次

日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会会員および一般市民を対象とした生態学関連のシンポジウム・研究集会・観察会等をサポートすることにしました。
つきましては,以下の条件と要領で,近畿地区会員が主催するシンポジウムや研究集会等を公募しますので,奮って応募ください.

1. 対象
近畿地区内で行われる生態学や自然保護に関するシンポジウムや研究会,ワークショップ,勉強会等.

2. 応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります.
日本生態学会近畿地区会との共催としてください.

3. 応募期間
今回の募集は,本年8月から来年6月の間に実施するものを対象とし,2010年7月31日を応募締め切りとします.なお,状況に応じて再度募集することもあります.

4. 助成額と用途
助成額は,1件あたりの目安を最高25万円程度とし,少額の応募も受け付けます.採択数および助成額は予算(50万円を計上)の範囲内で調整します.
用途は,講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師),人件費(準備・運営アルバイト料),シンポジウム等に直接関わる消耗 品・資料・印刷費,開催場所・機器の貸借料,広報・通信費,湯茶代(アルコール類を除く),そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出.
開催後1ヶ月以内に,実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください.シンポジウム等に使用されなかった残金は事務局に返却してください.

5. 採択基準
本募集の趣旨に沿って,近畿地区委員の合議で決定します.

6. 応募先と応募方法
日本生態学会近畿地区会事務局に,所定の書式によって,電子メールで応募してください.
2010年度の問い合わせ・応募先は以下のとおり:
〒630?8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学 理学部 生物科学科
電子メール:kinki_office@cc.nara-wu.ac.jp (庶務:遊佐)
(送信後1週間以内に確認のメールが届かない場合には,もとのメールを添付して,再度送信してください.)

関連書類(ワード形式)のダウンロード: [募集要領、応募書式] <←クリックしてください>


2010年度総会・第1回例会のお知らせ(終了)

標記の例会・総会を下記の日程で開催いたします.皆さんの参加を心より,お待ちしております

日時:2010年6月12日(土)14:00~17:00 ※時間変更しました
場所:奈良女子大学
 (会場:理学部G棟201室)
    http://www.nara-wu.ac.jp/
    車でのご来場はご遠慮下さい。当日は南門閉鎖のため,正門からお入り下さい。
    
総会
1)2010年度事業計画について
2)2009年度会計報告と2010年度会計予算案について
3)2012年3月生態学会大会の開催について
4)地区委員(1名)の交代について
5)地区委員会規約の改正
6)その他

第9回 奨励賞授賞式
 中島啓裕(京大・理)「High risk, but high returns ―マレーシア・サバ州におけるパームシベットによる種子散布―」
 京極大助(京大・農)「他種が存在するときにのみ見られるアリー効果」

研究発表  各18分(15分+質疑応答3分)
プログラム
 (1) 遠藤力也・二井一禎(京大院・農)「カシノナガキクイムシの共生菌伝搬機構」<奨励賞授賞>
 (2) 青柳亮太(京大・生態研)・北山兼弘(京大院・農)「熱帯低地林樹木の共存機構-生活環を通した空間解析によるニッチ分化の評価-」
 (3) 青木美鈴・渡辺陽子・和田恵次(奈良女大・理)「希少カニ類シオマネキの地域集団間の遺伝的変異と生態的変異」
 (4) 伊藤亮・森 哲(京大・動物行動)「種内コミュニケーションに音声を利用しないマダガスカルのトカゲ類2種による鳥類警戒声の盗聴」<奨励賞授賞>
 (5) 瀬戸繭美(奈良女大・理)・巌佐庸(九大・理)「生物の環境改変による環境制御とレジームシフト -微生物-pH相互作用系の数理モデル」

閉会


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