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一般社団法人日本生態学会 会誌刊行規定(2014年6月22日改訂)

  1. 日本生態学会は,機関誌としてEcological Research,日本生態学会誌および保全生態学研究を刊行する.
  2. これらの会誌には,広く生態学に関する原著,総説,短報,学術情報などを掲載する.
  3. 会誌はともに年1巻とし,Ecological Researchの1巻は6号,日本生態学会誌の1巻は3号,保全生態学研究の1巻は2号とする.
  4. 投稿の規定は別に定める.
  5. この規定の改訂は,編集委員会の議を経て理事会の承認を得て行うものとする.

保全生態学研究投稿規定(2003年4月制定、2015年7月第6回改訂)

編集方針 保全生態学研究(Japanese Journal of Conservation Ecology)は、一般社団法人日本生態学会が定期的に刊行する保全生態学の研究・情報誌である。生物多様性の保全、健全な生態系の維持と再生、自然保護、地球環境問題など広義の保全生態学の課題にこたえることを目的とした多様な研究の成果を論文や総説として掲載するほか、保全に携わる人々に情報交換の場を提供することにより、保全生態学の発展と普及を図り、課題解決に貢献することを目的とする。

記事の区分 保全生態学研究は、以下の記事を掲載する。未発表、他誌に掲載予定のないものに限定する。
1.論文

  1. 原著論文(Original Article):広く保全に関する生態学的研究やそれとかかわる政策研究など、新たに得た学術的知見をまとめ考察したもの。
  2. 総説・解説 (Review):保全生態学やその周辺分野の課題を取り上げた総説、および保全生態学の研究で用いられる手法などの解説。
  3. 調査報告 (Report):絶滅危惧種、侵略的外来種、地域の生物相・生態系の危機や回復の現状など、独自の調査に基づいた新知見を報告するもの。
  4. 実践報告 (Practice Report):保全のための実践活動について、その目的や手法、得られた成果を生態学的見地から評価し報告するもの。
2.保全情報・意見(News, Opinion)
 生物多様性に関するデータや事項の解説的な短報、海外の研究や実践活動の科学的紹介、科学にもとづく意見の表明など、保全生態学の発展に資する幅広い情報記事。

投稿資格 すべての記事は、日本生態学会の個人会員あるいは保全生態学研究購読者を著者に含む必要がある。ただし、編集委員長が認めたときはこの限りではない。

査読 論文については、複数の査読者による査読を受けるものとする。査読者は原則として匿名とする。論文の内容に関して問題があると編集委員が判断したときは、投稿者にその旨を通告し、改訂を求める。掲載が不適当であると編集委員長が判断したものについては、理由を明記して投稿者に返却する。保全情報・意見については、編集委員会が掲載の可否を判断する。

論文の受理 編集委員がその論文の掲載を可とし編集委員長がそれを認めた日をもって、その論文の受理日とする。

ページ数の制限 原著論文、調査報告および実践報告については刷り上り10ページ以内(1ページ2000字程度)、総説・解説については16ページ以内、保全情報・意見については5ページ以内とする。これを超過するものについては、超過ページ印刷代の全額を著者が負担することで、掲載を認める場合がある。

原稿の書き方 投稿記事の本文の用語は日本語とする。術語も可能な限り日本語を使用し、必要があれば英語などを併記する。
 原稿は、原則としてワープロソフトを使用し、A4版の用紙に11ポイント程度の文字、行間はダブル・スペース(1ページあたり20行程度)、上下左右に3cm程度の余白を設け、全体を通して行番号とページ番号をつける。句読点は「。」「、」を用いる。原稿は保全生態学研究ウェブサイト( http://www.esj.ne.jp/esj/JJCE/ )から最新の「原稿雛形」をダウンロードして利用することが望ましい。また同ウェブサイトの「原稿チェックリスト」を事前に読み、それにあわせて原稿を作成する。

原稿の構成 すべての原稿は、本文、表、図、付表(Appendix)から構成され、それぞれ別の電子ファイルとして作成する。表、図、付表は省略できる。電子ファイルが作成できない場合、個別に下記の担当に相談する。  原著論文の本文の構成は、表題(日本語および英語)、簡略表題(日本語20字以内)、著者名・所属(日本語および英語)、要旨(日本語1000字以内および英語200語以内)、キーワード(内容を適切に表す、表題に含まれない語句を5つ以内で日本語と英語の両方で記す)、序文(はじめに)、方法(材料と方法)、結果、考察、引用文献、図の説明の順を基本とする。謝辞を記す場合は、考察の最後に「謝辞」という見出しを立て、1段落で簡潔に述べる。
 総説・解説の本文の構成は、原著論文に準じるものとする。ただし、「序文」に続く部分は「方法、結果、考察」という構成にする必要はなく、適宜わかりやすい見出しをつける。
 調査報告、実践報告の本文の構成は、原著論文に準じるものとする。ただし、原稿が短い場合(本文が刷り上り3ページ以内)、日本語の要旨とキーワードを省略できる。
 保全情報・意見の本文は、表題からキーワードまでは、原著論文に準じて構成する。ただし、要旨とキーワードについては、英文と和文のいずれかを省略できる。本文は、「序文、方法、結果、考察」という構成にする必要はない。

生物名・単位 生物名は基本的に和名(カタカナ)を用い、本文の初出の箇所に学名(イタリック表記)、命名者名をつける。なお種のリストなどの表中、および動物では本文中においても命名者名を省略することができる。単位はMKS単位系を用いる。

文献の引用 本文中での文献の引用は、次の例に従う。著者が3名以上のものについては第2著者以降について、和文のものは「・・・ほか」、英文のものは「・・・et al.」とする。
 ウェブサイトは、適した論文等がない場合に限定して引用することを基本とする。ウェブサイトを引用する場合、発行者と発行年が判明しており、PDFファイルのように原則として逐次更新されていないものの場合は、文献の引用方法と同様の形式で引用する。発行年が不明の場合や逐次更新されている場合は、本文中にURLと最終確認年月日を記述する。なお、発行者が不明の場合は、原則として引用を避ける。

 国会議事録などの引用については文献リストに含めず、本文中に発言者、本会議または委員会名と開催年月日、必要ならば議事案件について記す(例:○○議員、衆議院環境委員会2004年2月23日、環境保全の基本的施策に関する件)。新聞記事についても文献リストに含めずに、本文中に確認した記事の記者名(匿名なら「匿名」)、新聞社名および支社名、朝夕刊の別、最終版でない場合には版数、記事名、日付について記す(例:匿名、読売新聞北海道支社朝刊「ボランティアがハチ退治」2004年5月14日)。

○論文や単行本の例
  • 近年、松谷・森(1950)はウスカワマイマイが……
  • ……自律型の活動と考えられる(恩藤 1952, 1953a,b; Sato 1970; Smith et al. 1971; Tanaka 印刷中)。
  • 北欧では捕食者の効果が密度依存的に働くメカニズムとして指摘されている(Hansson and Henttonen 1988)。
○ウェブサイトの例
  • 災害リスクの軽減に対する生態系の役割の重要性が指摘されている(生物多様性JAPAN 2013)。
  • 学名はYList(米倉・梶田「BG Plants 和名−学名インデックス」http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html 最終確認日2014年12月24日)にしたがった。

引用文献  文献は本文中に引用されたものに限り、かつ引用されたものすべてを記さなければならない。その文献を直接見ることのできなかったものについては、著者の左肩に*をつけ、引用文献の末尾に、「(*印を付したものは直接参照できなかった)」などと、注記すること。
 文献は言語にかかわらずアルファベット順に配列し、著者が同じ文献は年代順とする。出版年が同一のものは、年の後にアルファベットを付して区別する。著者が3名以上で第1著者・出版年が同じ文献についても同様に区別する。各文献は下記の例にならって記載すること。雑誌名は省略しない。

○ 雑誌からの引用
<著者名 (発行年) 表題. 雑誌名, 巻:初頁-終頁>
 著者名は姓が先、名を後とし、間に半角スペースを入れる。著者名間は半角コンマとスペースで区切る。
例)
Green JL, Plotkin JB (2007) A statistical theory for sampling species abundances. Ecology Letters, 10:1037-1045 岡崎 純子, 板本 瑶子 (2009) 大阪教育大学柏原キャンパスの植物相とその変化. 大阪教育大学紀要 III, 58:15-35
Yamada T, Ngakan OP, Suzuki E (2005a) Differences in growth trajectory and strategy of two sympatric congeneric species in an Indonesian flood-plain forest. American Journal of Botany, 92:45-52
Yamada T, Suzuki E, Yamakura T, Tan S (2005b) Tap-root depth of tropical seedlings in relation to species-specific edaphic preferences. Journal of Tropical Ecology, 21:155-160

○ 単行本・報告書の引用
<著者名 (発行年) 表題. 出版社, 出版社所在地>
例)
デ クルーン H, フィッサー EJW (編) (2008) 根の生態学 (森田 茂紀, 田島 亮介訳). シュプリンガー・ジャパン, 東京
環境省自然環境局生物多様性センター (2004) 第6回自然環境保全基礎調査 生物多様性調査 鳥類繁殖分布調査報告書. 生物多様性センター, 富士吉田
Roger C, Calvin D, Richard L (2008) Dispersal in Plants. Oxford University Press, Oxford
山田 剛史, 杉澤 武俊, 村井 潤一郎 (2008) Rによるやさしい統計学. オーム社, 東京

○ 単行本から一部を引用
<著者名 (発行年) 表題. (編者名) 書籍表題, 初頁-終頁. 出版社, 出版社所在地>
<Author (year) Title. In: Editor of book (ed), Book title, first page-end page. Publisher, City>
例)
鷲谷 いづみ, 村上 興正 (2002) 日本における外来種問題.(日本生態学会 編)外来種ハンドブック, 6-8. 地人書館, 東京
Maun MA (2004) Burial of plants as selective force in sand dunes. In: Martinez ML, Psuty NP (eds), Coastal Dunes Ecology and Conservation, 119-135. Springer, Berlin

○ ウェブサイトの引用
<作成者 (発行年) 「“ウェブサイトの名称”」 URL, 確認日>
ウェブサイトの名称や発行年が不明な場合は省略してもよい。
例)
生物多様性JAPAN (2013) 「IUCN 減災(災害リスク軽減)のための環境の手引き」 http://www.bdnj.org/pdf/140509.pdf, 2014年12月25日確認
Society for Ecological Restoration (2004) “SER International Primer on Ecological Restoration, version 2”
http://www.ser.org/resources/resources-detail-view/ser-international-primer-on-ecological-restoration, 2015年2月15日確認

 「印刷中」(in press)という用語は、その論文が受理されている場合にのみ使用し、未受理の場合には、本文中で「未発表」と記し、引用文献リストには含めない。印刷中の文献は、刊行年が確定か未定かによって、それぞれ以下のように示す。
例)
大串隆之 (2005) 生物多様性の総合理論. 日本生態学会誌 (印刷中)
大串隆之 (印刷中) 生物多様性の総合理論. 日本生態学会誌

 表は1つずつ別のページに書かなければならない。1つの表は原則として1ページに印刷できる大きさとする。1ページを超える表については2つ以上に分割すること。ただし、著者が費用の全額を負担する場合には、折り込みの表などを認める場合がある。
 表の説明は日本語とし、上部にまず「表1」のように書き、ついで表題をあげたのち、改行せずに本文を読まなくとも理解できる程度に説明を加える。英文を併記する事も認める。表中の縦線はできる限り省く。本文中の原稿右欄外にその表の初出の位置を「表1」のように記入すること。

 図(写真を含む)は1つずつ別紙に鮮明に描かれたものか印刷されたもので、上端欄外に図の番号と著者名を書くこと。
 カラー印刷(図および写真)の場合は、その製版印刷の全額を著者の負担とする。
 図の説明は日本語とし、本文の末尾にまとめて書く。各図の説明は、まず「図1」のように書き、ついで表題を挙げたのち、改行せずに本文を読まなくとも理解できる程度に説明を加えること。英文を併記する事も認める。また本文中の原稿右欄外にその図の初出の位置を「図1」のように記入すること。
 図の作画者や写真の撮影者が著者と異なるときは、説明中にそのことを明記し、また必要な場合は著者においてあらかじめ著作権者の許可を受けておくこと。

投稿の方法 原稿は、原則として日本生態学会和文誌論文投稿システム( http://www.editorialmanager.com/j-esj/ 、保全生態学研究ウェブサイトからもリンク)から投稿する。操作方法については同システムトップページの「著者向けマニュアル」が参照できる。
 投稿画面の指示にしたがい、論文種別選択で「保全誌-●●」(●●は、原著論文、調査報告など記事の種別)を選び、「本文」「表」「図」「付表(Appendix)」のファイルをアップロードする。
 電子投稿システムを利用できない場合は、下記担当に個別に相談する。

別刷 原著論文、総説・解説、調査報告、実践報告の著者は、50部の別刷とPDFファイルを無料で受け取ることができる。50部を超えて別刷を必要とする場合は、超過分についての実費を著者が負担する。保全情報・意見の著者は、PDFファイルは無料で受け取ることができるが、別刷は実費を著者が負担する場合に限って作成する。別刷の希望部数(無料分を含む)は、初校に同封される用紙に記入すること。

校正 論文の校正は、原則として初稿のみを著者が行い、再校以降は編集委員長の責任において行う。校正は原則として印刷のミスのみについて行うものとし、本文や図・表を変更することは認めない。誤りなどが見つかってやむを得ず原稿を変える場合には、組み直しに要した費用を著者に請求することがある。

著作権(Copyright) 著作権(複製権、公衆送信権)は一般社団法人日本生態学会に帰属する。図表の転載は学会の許可を受けること。

規定の改訂 「編集方針」「記事の区分」「投稿資格」「査読」「著作権」および「規定の改訂」などの重要事項の改訂については、一般社団法人日本生態学会理事会の承認を必要とする。ただし、これらを除く軽微な変更については、保全生態学研究編集委員会の議を経て編集委員長が行い、一般社団法人日本生態学会理事会に報告する。

規定の適用 この規定は、保全生態学研究誌2015年8月以降に投稿される論文から適用する。

連絡先 保全生態学研究誌への投稿に関する問い合わせや編集に関する連絡は、以下の担当が窓口となる。
学会事務局保全生態学研究誌担当
〒603-8148 京都市北区小山西花池町1-8
一般社団法人日本生態学会事務局 気付
Tel/Fax: 075-384-0250
E-mail: hozen@mail.esj.ne.jp

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