日本生態学会

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第16回(2018年)日本生態学会功労賞受賞者

菊沢 喜八郎

菊沢喜八郎氏は、石川県立大学在籍中の2006年から2007年までの2年間にわたり日本生態学会会長を務めたほか、幹事長、全国委員、英文誌編集幹事、近畿地区会会長、琵琶湖賞運営委員などを歴任してきました。菊沢氏が常任委員時に提案し、第1回の実行委員長として開催した公開講演会は21回を数え、普及活動の柱の一つとなっています。また編集者の一人としてとりまとめた生態学事典は、生物や環境に関わる広い分野の方々にとって必読必携の事典となっています。
 以上のように、菊沢氏は日本生態学会の運営のみならず、生態学の発展にも大きく貢献されたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦します。

巌佐 庸

巌佐庸氏は、2002年~2003年までの2年間にわたり、日本生態学会会長を務められました。また、全国委員、常任委員、代議員、理事、将来計画専門委員長、九州地区会長、Ecological Research編集長、学会賞選考委員長などを歴任し、日本生態学会が生態学事典を発行した際には編集者の一人として大きな役割を果たされました。さらに日本学術会議の統合生物学委員会委員長や日本学術振興会学術システム研究センター主任研究員として活動し、他分野・他学会との連携および日本学術会議や科学技術政策の動向を日本生態学会員に伝えるなど、生態学会員の研究向上に大きな役割を果たしました。
 以上のように、巌佐氏は日本生態学会の運営のみならず、生態学の発展にも大きく貢献されたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦します。

矢原 徹一

矢原徹一氏は、2008~2009年までの2年間にわたり、日本生態学会会長を務められ、全国委員、常任委員、理事、代議員、九州地区会長、自然保護専門委員長、生態系管理専門委員長などを歴任してきました。会長在任中には、日本生態学会の法人に向けた定款案の準備を行い、現在の日本生態学会の運営基盤づくりに尽力されました。また、日本学術振興会学術システム研究センター専門研究員としての活動を通し、日本生態学会員に生態・分類・進化学関連分野の学術動向を伝えるとともに、生態学会員による教育研究の啓発のうえでも大きな役割を果たしました。
 以上のように、矢原氏は日本生態学会の運営のみならず、生態学の発展にも大きく貢献されたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦します。

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