日本生態学会

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第18回(2020年)日本生態学会功労賞受賞者

齊藤 隆

齊藤隆氏は、全国委員、常任委員を歴任するとともに、2007年には大会企画委員長として日本生態学会大会の運営に尽力されました。また、2014年からは会長としてリーダーシップを発揮し、法人化直後の学会を軌道に乗せることに尽力するとともに、現在の学会の骨子ともなる財政基盤の整備を行いました。齊藤隆氏は、生態学会を魅力あるものにすることでさらなる飛躍のための土台を築いたと言えます。大会運営にあたっては会員の負担を減らすとともに、学術の交流が会員により活発に行える環境を醸成しました。その尽力と功績はまさに功労賞にふさわしく、齊藤隆氏を生態学会功労賞として推薦する次第です。

可知 直毅

可知直毅氏は、2016年から2018年までの2年間にわたり日本生態学会会長を務めたほか、全国委員、常任委員、関東地区会会長、英文誌編集長、和文誌編集幹事などを歴任してきました。将来計画専門委員長も10年間にわたって務められ、学会の運営に非常に大きな役割を果たしてきました。また、生物事典の監修や、世界遺産・小笠原諸島における保全・再生事業に関して長年にわたりリーダーシップを発揮してこられました。以上より、生態学の普及と発展において多大な貢献をされたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦します。

甲山 隆司

甲山隆司氏は、主に森林生態学分野において顕著な研究成果を多数挙げると同時に、大学において積極的な学生指導を行い、多数の修士号、博士号取得者を送り出し、その教え子は学術界のみならず産業界、教育界等、様々な方面において活躍しています。また、教え子の少なくない人数が現在の日本生態学会を支える人材となっております。学会の運営に際しても、全国委員、北海道地区委員を中心に、様々な方面から長年尽力されてきました。以上のとおり、甲山氏は生態学および日本生態学会の発展に大きく貢献されたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦させていただきます。

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