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第51回大会(釧路) ポスター賞受賞者

【審査について】

生理生態分野 | 物質生産・物質循環分野 | 繁殖・生活史分野 | 景観生態分野 | 群集生態 | 植物群落 | 行動・社会 | 個体群生態 | 動物植物相互作用 | 保全・管理 | その他 |


<生理生態分野>

最優秀賞
○松井智美・土谷岳令(千葉大院)
  根圏の酸素不足に対するガマ属3種(ガマ コガマ ヒメガマ)の応答

○上田実希・徳地直子(京都大)
  針葉樹3種の硝酸同化の季節変動:硝酸還元酵素活性を指標として

優秀賞
○村岡裕由・小泉博(岐阜大)
  冷温帯落葉広葉樹林構成樹の光合成生産における個葉生理特性とシュート構造の役割

○江口則和(北大院)・上田龍四郎(北海道ダルトン)・船田良(農工大農)・高木健太郎・日浦勉・笹賀一郎・小池孝良(北大生物圏セ)
  FACE(Free Air CO2 Enrichment)を用いた高CO2環境下での令温帯樹木の成長と光合成特性

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<物質生産・物質循環分野>

最優秀賞
○安立美奈子・八代裕一郎・近藤美由紀・車戸憲二(岐阜大)・W. Rashidah(マレーシア森林研)・奥田敏統(国立環境研)・小泉博(岐阜大)
  マレーシアの熱帯林とプランテーションにおける土壌特性が土壌呼吸速度に与える影響

優秀賞
○近藤千眞・徳地直子(京都大)
  中央シベリアカラマツ林における土壌中無機態窒素動態

○八代裕一郎・安立美奈子(岐阜大)・Rashidah Kadir(マレーシア森林研)・奥田敏統(国立環境研)・小泉博(岐阜大)
  マレーシアにおける土地利用変化とN2Oフラックス

○新井宏受(京都大院)・木庭啓介(東工大院)・徳地直子(京都大)
  安定同位体を用いた森林土壌における炭素・窒素動態

○中村雅子(ホシザキグリーン財団)・香川裕之(東北緑化環境保全)・江成敬次郎(東北工大)
  冬・水・田んぼにおけるカモ類排泄物の肥料的価値

○吉竹晋平・中坪考之(広島大)
  硫気荒原におけるリン脂質脂肪酸を指標とした土壌微生物群集構造の解析

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<繁殖・生活史分野>

最優秀賞
○國司綾子(帯畜大)・長谷川成明(北大)・橋本靖(帯畜大)
  暗い林床に生育するベニバナイチヤクソウはなぜ菌根を持つのか?

○太田彩子・森長真一(東北大)・熊野有子・山岡亮平(京都工繊大)・酒井聡樹(東北大)
  ヤマユリの香り:その時間・個体サイズ依存変化が繁殖成功に与える影響

○鈴木由佳(東北大)・星崎和彦・小林一三(秋田県立大)・酒井聡樹(東北大)
  フキにおける三つの花型の適応的意義:訪花昆虫の誘引に貢献しているのか?

優秀賞

○佐藤琢・五嶋聖治(北大院)
  メスは精子制限のリスクに反応した配偶者選択をできるのか?

○小関真人・井鷺裕司(広島大)・Peter Jacklyn・David Bowman (Charles Darwin Univ.)
  オーストラリア産シロアリAmitermes laurensis における塚形状の多様性と種内分子系統

○萩津英也・長谷川正幸・大塚歩美・堀良通(茨城大)
  海岸砂丘前面,背面に生育するコマツヨイグサのフェノロジーの変異

○小林知里・加藤真(京都大)
  吊り下げるべきか,切り落とすべきか?コゴツルクビオトシブミの揺籃作製をめぐる代替戦術の戦術間比較

○荒木希和子・山田悦子・大原雅(北大)
  スズランにおけるクローンの空間構造と種子繁殖の関係

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<景観生態分野>

最優秀賞
○山北剛久・仲岡雅裕・近藤昭彦(千葉大)・石井光廣・庄司泰雅(千葉県水産研セ)
  東京湾における海草藻場の長期空間動態

優秀賞
○浜崎健児・山中武彦・中谷至伸・田中幸一(農業環境技術研)
  ため池のトンボの種構成に及ぼす環境要因の影響

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<群集生態>

最優秀賞
○西野晃子・河田雅圭(東北大)
  複数種の動物プランクトンの存在下では植物プランクトンは共存できるか?

優秀賞

○相澤章仁・仲岡雅裕(千葉大)・野田隆史(北大)・山本智子(鹿児島大)・堀 正和(東京大)
  岩礁潮間帯生物群集における生物多様性‐生態系機能関係の解析

○福井 大・揚妻直樹(北大)・David A. HILL (Sussex Univ.)
  コウモリ類の種ごとの環境利用-音声による種判別を用いて-

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<植物群落>

最優秀賞
○長谷川成明・城田徹央・甲山隆司(北大)
  Cubic Module Model を用いた森林構造シミュレーション

優秀賞
○ 岡田泰明・呉 初平・清水良訓・安藤 信(京都大)
  芦生モンドリ谷天然林16ha の林相

○ 賀川 篤(静岡大)・藤吉正明(東海大)・増沢武弘(静岡大)・中坪孝之(広島大)
  富士山の火山荒原に生育する植物に対するアーバスキュラー菌根の役割

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<行動・社会>

最優秀賞
○上村佳孝(立正大)
  ハサミムシ類の系統関係と交尾行動にみられる左右性

優秀賞
○ 松浦健二(ハーバード大)
  シロアリと卵擬態菌核菌の共生

○ 高橋大輔(京都大院)・麻田葉月・武山智博・高畑美寿樹・加藤 励・安房田智司・幸田正典(大阪市大院)
  琵琶湖固有種であるハゼ科魚類イサザの雄が複数雌との配偶を拒否する理由

○ 岡部史恵・揚妻直樹(北大)
  アライグマとタヌキの資源利用特性の比較

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<個体群生態>

最優秀賞
○ 林 真子・榎木 勉(琉球大)
  亜熱帯照葉樹林における光環境と個体サイズの変化が樹冠形に与える影響

○ 石井弓美子・嶋田正和(東京大)
  正の頻度依存捕食と学習がもたらす振動:マメゾウムシ2 種と寄生蜂の3者系

優秀賞
○赤坂宗光・露崎史朗(北大院)
  カラマツ実生の成長特性のマイクロハビタット・標高間比較

○松島野枝(東北大)・石橋靖幸(森林総研)・横山 潤・河田雅圭(東北大)
  ニホンアカガエル幼生の卵隗間でみられた生存率の差:マイクロサテライトマーカーを用いて

○倉品伸子(当間高原リゾート)・荒川茂樹(東京電力)・水越利春(東電環境エンジニアリング)
  中山間地域におけるツチガエルの出現状況及び移動パターン

○水上留美子・楊 宗興(農工大)・泉山茂之(野生生物保護管理事務所)・後藤光章・林 秀剛(信州ツキノワグマ研究会)
  ツキノワグマの体毛から食歴を読み取る-炭素・窒素安定同位体を用いて

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<動物植物相互作用>

最優秀賞
○東樹宏和・曽田貞滋(京都大)
  極端な表現型の共進化: 平衡から軍拡競争への地理クライン

優秀賞
○ 国武陽子・宮下直・樋口広芳(東京大)
  オオバギボウシの花粉媒介における密度依存性のプロセス〜ポリネーターの行動に注目したアプローチ

○ 寺西眞(京都大)・藤原直・白神万祐子・北條賢・山岡亮平(京都工繊大)・鈴木信彦(佐賀大)・湯本貴和(地球研)
  開放花・閉鎖花を同時につけるホトケノザ種子の表面成分とアリによる種子散布行動

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<保全・管理>

最優秀賞
○ 横山真弓(人と自然の博物館)・鈴木牧(兵庫県立大)・後藤成子(関西野生動物問題研究会)・坂田宏志(兵庫県立大)
  ニホンジカの食性に及ぼす環境要因-兵庫県の場合-

○ 金尾滋史(滋賀県立大)・前畑政善(琵琶湖博物館)・沢田裕一(滋賀県立大)
  琶湖周辺の水田利用魚類の現状

優秀賞
○成瀬朝美・橋本靖(帯畜大)
  襟裳岬海岸造林地のクロマツとカシワに定着する外生菌根菌の比較

○橋本佳延(兵庫県博)・服部保・石田弘明(兵庫県立大)・赤松弘治・田村和也(里と水辺研)
  外来樹木トウネズミモチの河川への侵入

○伊藤健彦(鳥取大)・三浦直子(パスコ)・B. Lhagvasuren・D. Enkhbileg(モンゴル科学アカデミー)・恒川篤史・高槻成紀(東京大)・姜兆文(山梨県環境科学研)
  人工衛星を用いたモウコガゼルの移動経路の解明と生息地評価

○小野田幸生(京都大)・丸山敦(龍谷大)・神松幸弘(地球研)・遊磨正秀(京都大)
  礫下間隙を使った河床の評価- 流路蛇行による下流部河床の中流化-

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<その他>

最優秀賞
○水田勇気・西村欣也(北大)
  捕食リスクに応じた誘導防御形態の発現

○安元暁子・矢原徹一(九州大)
  キスゲとハマカンゾウにおける受粉後生殖隔離の非対称性

優秀賞
○ 中村琢磨・高原光(京都府立大)
  八甲田山のブナ帯から亜高山帯における湿原および林内表層堆積物の花粉組成と周辺植生の関係

○ 那須浩郎(国際日本文化研究センター)・澤井祐紀(産総研)
  完新世海進期における北海道東部厚岸周辺の塩性湿地植物群落の分布変遷

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