日本生態学会

Home > 学会について > 学会各賞ポスター賞実施大会

第53回大会(新潟) ポスター賞受賞者

植物繁殖 | 送粉・種子散布 | 遷移・更新 | 景観生態 | 動物繁殖 | 動物群集 | 物質循環 | 種多様性 | 数理 | 保全・都市生態 | 植物群落 | 植物生理生態・物質生産 | 植物個体群・生活史 | 動物個体群 | 行動・社会生態 | 進化 | 外来種 | 動物生活史 | 菌類・微生物 | 分子生態 | 生態系管理 |

<植物繁殖>

最優秀賞
○安元暁子・新田 梢・矢原徹一(九大理・生物)
  果実中絶がキスゲとハマカンゾウの生殖隔離に与える影響

優秀賞
○吉川徹朗・菊沢 喜八郎(京大院・農)
  種子食鳥類イカルによるニレ科エノキに対する散布前種子捕食-なぜ樹木個体間において被食の時間的パターンが異なるのか?-

○板垣智之(東北大院・生命科学)・木村 恵(東北大院・農)・酒井聡樹(東北大院・生命科学)
  オオヤマオダマキにおける花序内の機能分化:開花の遅い花の種子生産は補償的か?

○宮崎祐子(奈良県森技セ)・大西尚樹(森林総研・関西)・日野貴文(北大院・農)・日浦 勉(北大・苫小牧研究林)
  ササは一回繁殖か? -クマイザサ個体群の開花様式-

topへ

<送粉・種子散布>

最優秀賞
○長谷川 陽一・陶山佳久・清和研二(東北大院・農)
花粉一粒ずつを対象としたDNA分析によるクリの送粉パターンの解明

優秀賞
○横井智之・藤崎憲治(京大院・農・昆虫生態)
  他種が採餌した花を見分けるアカガネコハナバチの採餌行動

topへ

<遷移・更新>

優秀賞
○日野貴文(北大院・農)・日浦 勉(北大・苫小牧研究林)
  撹乱履歴と現在環境が及ぼす林床植生への影響-伐採と台風の履歴は多様性をどこまで説明できるか?-

○山﨑実希(東北大院・農)・岩本 晋(協和発酵工業)・市原 優(森林総研)・清和研二(東北大院・農)
  落葉広葉樹の実生の定着を阻害するColletotrichum属菌の病原性と種特異性の検証

○松田深雪・露崎史朗(北大・環境科学)
  標高勾配に沿ったミネヤナギパッチの定着促進(facilitation)効果の変化

topへ

<景観生態>

最優秀賞
○三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
  川はなぜ蛇行すべきなのか?

topへ

<動物繁殖>

優秀賞
○鮫島由佳(東大・農)・椿 宜高(国立環境研究所)
  繁殖戦略としての体温調節

○小宮竹史(京大院・理・動物生態)
  ベビーシッター選びは文脈依存?-貝に卵をあずける魚、ビワヒガイの繁殖戦略-

topへ

<動物群集>

優秀賞
○三浦 収(東北大・生命科学)・千葉 聡(東北大・生命科学)
  寄生虫の感染による宿主の表現型の変化

○上野裕介(北大院・水産)・堀 正和(東大院・農)・野田隆史(北大院・環境)
  水域から森林への異地性流入: アオサギを介した流入の途絶が林床の生物群集に及ぼした影響

○八杉公基(京大院・理)・堀 道雄(京大院・理)
  オオクチバスとその被食者の形態および行動に見られる左右性

○岩渕 翼・占部 城太郎(東北大院・生命科学研究科)
  リン制限環境下におけるミジンコ2種の成長応答: 餌の質は競争に重要か?

topへ

<物質循環>

最優秀賞
○石川 眞知子(筑波大院・環境科学)・横沢正幸(農業環境技術研究所)・白戸康人(農業環境技術研究所)・鞠子 茂(筑波大院・生命環境科学)
  二次遷移に伴う土壌炭素動態変化のモデルシミュレーション

○山本昭範(筑波大院・環境科学)・廣田 充(国立環境研究所)・遠藤政弘(環境科学技術研究所)・鈴木 静男(環境科学技術研究所)・鞠子 茂(筑波大院・生命環境科学)
  塩生湿地における植物の帯状構造と土壌炭素フラックスの時間変動

優秀賞
○Yoshiyuki TANAKA(Univ.Tokyo)・Toshihiro MIYAJIMA (Univ.Tokyo)・Katsumasa YAMADA (Chiba Univ.)・Masakazu HORI(Univ.Tokyo)・Natsuki HASEGAWA(Hokkadio Univ.)・Yu UMEZAWA(Univ. Hawaii)・Isao KOIKE(Univ.Tokyo)
  Among-site and seasonal variability of d13C and d15N for primary producers in Akkeshi water system

○菅 尚子(岐阜大・流域圏センター)・内田雅己(国立極地研)・吉竹晋平(広島大院・生物圏)・神田啓史(国立極地研)・小泉 博(岐阜大・流域圏センター)
  北極ツンドラ生態系における凍結リターからのCO2放出

○喜多 智(東農工大院・農)・Cahyono Agus(Gajah Mada University・林)・戸田浩人・生原 喜久雄(東農工大院・農)
  東カリマンタン熱帯林土壌系の微生物バイオマスと窒素・リンの関係

○浦野忠朗(筑波大院・生命環境)・鞠子 茂(筑波大・生物)・杉田倫明(筑波大・地球科学)・浅沼 順(筑波大・地球科学)・及川武久(筑波大・生物)
  モンゴル半乾燥草原における土壌炭素フラックス

○小林秀樹(JAMSTEC-FRCGC)・デニス-ダイ(JAMSTEC-FRCGC)
  Radiative transfer simulation of three-dimensional distribution of photosynthetically active radiation of forest canopy under various atmospheric conditions

topへ

<種多様性>

優秀賞
○潘 宇・市野隆雄(信州大・理)
  ヤマアリ亜科における表面炭化水素組成の多様性

○遠藤真太郎・市野隆雄(信州大・理・生物)
  体表炭化水素とDNAによるアリ-アブラムシ系の共進化の研究

topへ

<数理>

最優秀賞
○鈴木清樹・佐々木顕
  格子空間における感染の流行を防ぐための栽植パターン

topへ

<保全・都市生態>

最優秀賞
○吉田康子(筑波大・生命環境)・本城正憲(東京大・環境生命)・北本尚子(筑波大・生命環境)・大澤良(筑波大・生命環境)
  QstとFst-量的形質と分子マーカーによる野生サクラソウ集団の遺伝的分化の把握-

優秀賞
○兼子伸吾・井鷺裕司・中越信和(広島大院・国際協力研究科)
  AFLPによる絶滅危惧種ヒゴタイの野生集団および栽培集団の遺伝解析

○藤原直子(豊橋市自然史博物館)・富田啓介(名古屋大・環境・地理)
  どのような湿地で絶滅したか:愛知県におけるシラタマホシクサの減少

○諸澤崇裕(筑波大学生物資源学類)・藤岡正博(筑波大学農技センター)
  霞ヶ浦における在来4種と移入3種のタナゴ類の現状と保全

○下川真季((株)愛植物設計事務所)・上條隆志(筑波大)・岡部宏秋((独)森林総合研究所)・阿部和時(日大)
  三宅島2000年噴火被害林における火山灰除去が植生回復に及ぼす効果

topへ

<植物群落>

最優秀賞
○石田真也・紙谷智彦(新潟大・農)・中静 透(地球研)
  洪水による自然攪乱と焼き払いによる人為攪乱が河川高水敷の植物種組成に与える影響

優秀賞
○安東まゆ美(北海道教育大・院)・並川寛司(北海道教育大・札幌校)
  AFLPによる絶滅危惧種ヒゴタイの野生集団および栽培集団の遺伝解析

○藤原直子(豊橋市自然史博物館)・富田啓介(名古屋大・環境・地理)
  北海道黒松内町周辺のブナ林における種組成と林分構造

topへ

<植物生理生態・物質生産>

優秀賞
○小口理一(東北大学・生命科学研究科)・彦坂幸毅・日浦 勉・広瀬忠樹
  冷温帯落葉樹林の樹木実生におけるギャップ形成後の成長速度と光順化能力の関係

○中村伊都・小野田雄介・河田雅圭・彦坂幸毅(東北大院・生命科学)
  CO2噴出地におけるオオバコの進化:生理生態的特性

○加藤正吾・山本隆史・川窪伸光・小見山 章(岐阜大・応用生物科学)
  テイカカズラ匍匐シュートにおける正と負の光屈性

topへ

<植物個体群・生活史>

最優秀賞
○鈴木智之・鈴木 準一郎・可知直毅(首都大・理・生物)
  稚樹バンクから一斉更新したシラビソ・オオシラビソ林の空間構造動態-mark correlation関数を用いた解析

優秀賞
○荒木 希和子(北大院・環境科学)・島谷 健一郎(統計数理研究所) ・大原 雅(北大院・環境科学)
  Clonal植物スズランの個体群構造とその変化パターン

○山岸洋貴(北大院・環境科学)・富松 裕(首都大学東京・理)・大原 雅(北大院・環境科学)
  オオバナノエンレイソウ集団の空間遺伝構造-集団維持プロセスの変化が空間遺伝構造に与える影響-

topへ

<動物個体群>

最優秀賞
○宇津野 宏樹(信州大・理・生物)・浅見 崇比呂(信州大・理・生物)
  発生拘束が鏡像体の進化を抑制する

優秀賞
○嘉田修平・藤崎憲治(京大院・農・昆虫生態)
  コバネナガカメムシにみられる体サイズの個体群間変異

topへ

<行動・社会生態>

最優秀賞
○石川由希・三浦 徹(北大・地球環境)
  オオシロアリにおける兵隊の防衛行動と神経系の特殊化

○竹内勇一・堀 道雄(京大院・理・動物生態)
  タンガニイカ湖産エビ食魚の捕食行動における左右非対称性

優秀賞
○平田真規・東 正剛(北大院・地球環境)
  単独性か真社会性か?女王とワーカーの繁殖戦略

○平山寛之(九州大学)
  アメンボの潜水産卵と溶存酸素

○坂本信介(都立大院・理)
  アカネズミ雌におけるneighbor-stranger discrimination: dear enemy phenomenonを示さないのは・・・?

○土畑重人(東大院・総合文化)・辻和希(琉大・農)・嶋田正和(東大院・総合文化)
  社会性昆虫アミメアリにおける利己者・利他者の個体群動態モデル

topへ

<進化>

最優秀賞
○東樹宏和(九大・理)
  どこで軍拡競走は加速する?: ツバキゾウムシ共進化の局所性と空間的な階層

優秀賞
○細川貴弘(産総研・生物機能工学)・深津武馬(産総研・生物機能工学)
  マルカメムシが利用できるエサ植物は腸内共生細菌によって決まる?

○細 将貴(京大・理・動物生態)・亀田勇一(京大・人環・自然環境動態論)・浅見 崇比呂(信大・理・進化生物)・堀 道雄(京大・理・動物生態)
  左巻きのカタツムリは自然選択で進化した?

topへ

<外来種>

優秀賞
○問田 高宏・平田 真規・長谷川 理・東 正剛(北大院・地球環境)
  日本にアルゼンチンアリは何回侵入したか?

○澤田佳宏(岐阜大・流域圏科学研究センター・兵庫県立人と自然の博物館)・窪田圭多(滋賀県東近江地域振興局)・津田 智(岐阜大・流域圏科学研究センター)
  山火事による二次林焼失地への牧草播種が植生回復に及ぼす影響

topへ

<動物生活史>

優秀賞
○石川麻乃(北大・地球環境)・本郷紗希子(東大・総合文化)・三浦 徹(北大・地球環境)
  アブラムシの翅多型機構に関する生態発生学 II.分散と繁殖のトレードオフ

○今井 眞木・三浦 徹(北大・地球環境)
  ミジンコにおいて捕食者に誘導される表現型多型の発生制御に関する研究

○加(槻木)玲美(佐賀大・有明海総合研究プロジェクト)・石田聖二(ニューヨーク州立大バッファロー・生物科学)・占部城太郎(東北大・生命科学研究科)
  温暖化はDaphniaの生活史を変化させるか?

topへ

<菌類・微生物>

最優秀賞
○船津勇一(広島大院・生物圏)・吉竹晋平(広島大院・生物圏)・藤吉正明(東海大・教養・人間環境)・中坪孝之(広島大院・生物圏)
  硫気荒原土壌におけるススキ実生の成長に対するアーバスキュラー菌根の役割

topへ

<分子生態>

優秀賞
○小久保望(筑波大・生命環境)・徳永幸彦・五箇公一
  マルハナバチの家庭事情:マイクロサテライトDNAのハプロタイプからみたマルハナバチ野生巣内の遺伝構造

○兼森雄一・竹垣 毅(長大院・生産)・夏苅 豊(長大・水産)
  ミトコンドリアDNA分析によるムツゴロウの遺伝的集団構造

○天野百々江(神戸大院・自然科学研究科)・飯田聡子(神戸大・遺伝子実験センター)・岩崎哲史(神戸大・遺伝子実験センター)・深見泰夫(神戸大・遺伝子実験センター)・乾 秀之(神戸大・遺伝子実験センター)・小菅桂子(神戸大・遺伝子実験センター)
  マイクロアレイによる水生植物ヒルムシロ属の高温ストレス応答の解析

topへ

<生態系管理>

優秀賞
○萩森 優(広島大・総科)・佐々木 晶子(産総研・中国センター)・中坪孝之(広島大・生物圏)
  河口干潟における好気的有機物分解に対する環境要因の影響:温度と潮位

○一倉 新之助(新潟大院・自然科学研究科 )
  渓畔林における岩上に生育する植物の出現を決定する要因について

○藤井芳一・金子信博(横浜国大・環境情報)
  シマミミズ(Eisenia fetida)を用いた重金属汚染土壌の酸性化に対する生態リスク評価

topへ
トップへ