会長からのメッセージ -その20-
「生態学会電子投票呼び掛け」
最近または近々、多くの学会が法人化されています。生態学会も今年中の一般社団法人の登記を目指しています(会長メッセージ19参照)。今後は正会員の中から代議員と会長候補を正会員の選挙で選び、代議員が法人上の社員となります。今までの最高議決機関は全正会員が参加できる(定足数のない)総会でしたが、今後は 代議員総会となります。ただし、今後も全会員が傍聴、発言できる形で代議員総会を開催し、代議員は一般の正会員の意見を尊重して意思決定することになります。
今までも会長と全国委員は学会を代表していましたが、特に、法人化後は社員総会の代議員を選ぶ選挙となります。
昨年から選挙を電子投票可能にしました。戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、匿名性を確保したうえで、できるだけ投票しやすいように工夫したつもりです。全部の欄を埋めなくてもよいですから、ぜひ、生態学会の会長候補、代議員にふさわしいと思う方を選んで投票してください。
総会の出席者も例年100名程度で、極めて少ないです。法人化後は代議員の過半数が定足数となります。学会は学問をする場であり、総会について は、すべての正会員の発言の機会を確保し、正会員の総意が反映される状態であればよいと思います。しかし、選挙については、ぜひ、会員の皆様に投票をお願いします。
松田裕之